中原区版 掲載号:2012年10月26日号
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寄稿 二学期制 学校週5日制について 川崎市議会議員 松原しげふみ

 平成10年2月、文部科学省は学校教育法施行規則の一部改正並びに学習指導要領の改正を行ない、完全学校5日制により「ゆとり」ある学校教育の中で「生きる力」を育成することを図ることとしました。

 本市では平成7年度より月2回、学校5日制の試行を行ない平成14年度から完全週5日制となりました。また平成16年度からは学校二学期制の試行が行われ、平成18年度からは特別学校を含む、市内全小中学校が二学期制となりました。このような経過の中、平成18年12月に60年ぶりに教育基本法が改正され、平成20年3月には学習指導要領が改訂されました。改訂後、小学校では6年間で278時間、中学校では3年間で105時間、標準授業が増えております。具体的には、おおむね小学校1年で5時間の日が週3回であったのが毎日となり、小学校2年では週1回あった4時間が5時間になり、5時間であった日が6時間となります。また小学校3年から6年までは週1回あった4時間の日が無くなり、5時間となります。中学校では6時間の日が週3回あったものが4回となります。脱「ゆとり」教育がはじまりました。

 二学期制の評価について教育委員会に質問したところ、校長は長期休業(夏休み等)の期間を学校裁量で設定できるので弾力的に教育課程を編成でき、学校の特色を出しやすくなった事などが挙げられました。また保護者や児童生徒からは定期テストの回数が減り評価・評定の機会が減ったことへの不安の声もありましたが、二学期制の趣旨については十分に理解を得られているものと考えているとのことでした。教員からは7月や12月の成績処理に追われていた時期に授業研究等の教育の資質向上の為の研修機会が持てたり、学校行事も柔軟に設定できるので保護者からも理解は得られていると受け止めているとのことでした。しかし横浜市では二学期制から三学期制を復活させる動きが中学校で活発化しています。

 学校週5日制についても、地域に開かれた特色ある学校づくりの観点から運動会や授業参観など土曜日ならではの取り組みも多くみられ、子供たちは地域や家庭等において生き生きと活動しており、本市では今後も学校週5日制を基本とした学校運営を進めていくとのことでありました。東京都では年6回以上(月1回以上)の土曜授業の実施校が小中学校共に4割以上となっています。今後土曜日授業の実施を検討する教育委員会、学校も増えると予想されます。

 さて、このような状況の中、本市としても、もう一度原点を見つめ「よりよい学校教育環境」の在り方を探るための検証が必要と考えます。私は来る12月議会において教育委員会の在り方を含め、この問題について質問させて頂きたいと準備を進めております。
 

松原しげふみ事務所

中原区新城5-2-3

TEL:044-751-8855

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