外国人が防災訓練 絵文字で行動がスムーズに
川崎市国際交流センターで2月21日、「外国人市民とともに行う防災訓練」が行われ、同センターの日本語講座に通う外国人や地域住民、周辺保育園の園児など約180人が参加した。
6回目の開催となった今回は、日本語の分からない外国人とのコミュニケーション問題を解決するため、専修大学ネットワーク情報学部の3年生が協力して誰が見ても情報や注意が一目で見て分かる絵文字「ピクトグラム」を初めて採用した。171災害用ダイヤルや起震車、防災用品、炊き出しなどの場所を絵文字で示すことで、日本語の分からない外国人もスムーズに行動することが出来ていた。同学部の小菅航平さんは「防災用のピクトグラムはほとんど存在しない為、オリジナルで作った。文化が違う外国の方にも分かりやすく表現することが難しかった」と話す。
当日は中原消防署によるはしご車を使った救出訓練やAED体験なども行われ、参加者らが真剣な表情で臨む様子が印象的だった。
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3月29日
3月22日