井田杉山町の中村啓さん カツ丼サミットで曲披露 「被災地に元気届けたい」
モトスミ・ブレーメン通り商店街振興会青年部の中村啓さん(38歳)が組む音楽ユニット「LOVEカツ兄妹」が、3月15・16日に福島県会津若松市内で行われる『カツ丼絆サミット』でソースカツ丼の歌を披露する。全国のご当地カツ丼が集まる一大イベントを盛り上げる。
カツ丼絆サミットは、ソースカツ丼でまちおこしをしている福島県会津若松市に沖縄や新潟、長野、福井など全国のご当地カツ丼が集結するイベント。主催する伝統会津ソースカツ丼の会は「原発の風評被害で落ち込んだ街を盛り上げたい」という思いと「震災に手を差し伸べてくれた全国の方々に恩返しをしたい」という感謝を込めて開催を決めたという。
そのイベントでテーマソング「伝統会津ソースカツ丼のうた」を披露するのが、LOVEカツ兄妹。
LOVEカツ兄妹は、学生時代から音楽活動を続けている地元の会社員の中村さんと、郡山市を中心に音楽活動をしているユーニーさんが組むユニット。
結成は震災前の09年で、それぞれのライブを見た伝統会津ソースカツ丼の会の広報を務める内藤信昭さんが、2人のエネルギー溢れる音楽を気に入り「会津はソースカツ丼でまちおこしをしている。ぜひソースカツ丼の歌を作ってくれないか」と依頼した。
東日本大震災後には、「会津は風評被害のダメージが大きかった。一時的ではなく継続的な支援ができれば」と中村さんが架け橋となって、ブレーメン通り商店街で復興イベントを企画し、会津のソースカツ丼の販売や、青年部メンバーの現地商店街視察などを企画してきた。中村さんは「曲を聞けば元気がでること間違いなし。多くの人に聞いてもらえれば」と話している。
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4月12日