中原消防署(高嶋敏署長)は10月29日、今井中学校に21基の消火ホースキットを設置した。
消火ホースキットは、大規模な地震で火災などが多発し、消防隊の到着が遅れた場合などに地域住民が初期消火を行うために設置されたもの。長さ20メートルのホース4本、ノズル、スタンドパイプ、消火栓開閉器具が収納されている。
高嶋署長は「地域住民が直接消火栓を使用し放水することができるため、初期消火の効果が期待できる。取り扱い方法なども随時指導していく」と話している。
川崎市消防局では市内175カ所の小中学校などの避難所に3年計画で順次消火ホースキットを設置する計画で、今井中学校は第一号となった。中原区内では今年度内に市立聾学校や平間小学校、市立橘高校など14カ所に設置する予定で、最終的には28カ所になる計画だという。
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