中原区内での交通死亡事故ゼロの記録が平成25年11月14日から続いている。中原警察署(陶山和美署長)によると、ゼロ記録は更新中で11月23日時点で374日。同署では「区民の皆さまが交通事故に遭わないよう意識してくれているおかげ。外郭団体の協力でキャンペーンなどを行ってきたことが功を奏して、区内全体に交通安全の意識が高まっている結果だと思う」と話す。
11月19日には、区内在住の女性が中原署を訪れ、1年間交通死亡事故がなかったことを受け、百合の花束を署員に手渡したという。「署の前にある電光掲示板を確認して来てくれた。『区民として嬉しいこと』と警察に対する感謝の気持ちを届けてくれた」と喜ぶ。
年末にかけて注意を
ゼロ記録は継続中だが、毎年11月、12月は統計的に交通事故が増える時期で注意を呼びかける。
11月20日には、高齢者が横断歩道のない道路を渡ろうとしてバイクと衝突する事故が発生している。同署では12月31日まで、見守り活動のほか、交通安全キャンペーンなどで交通事故が起きないよう活動を強化する。
同署では「これから年末にかけては世の中が忙しくなり、交通事故に遭いやすくなる。日が暮れるのも早いので、薄暮の時間帯などは特に注意してほしい」と呼びかけている。
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