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公開日:2015.07.24

小杉駅周辺
盆踊りが4年ぶりに復活
7月25日、コアパークで

 武蔵小杉駅前の盆踊りが復活へ――。NPO法人小杉駅周辺エリアマネジメント(通称/エリマネ)が主催する『こすぎ夏祭り』で4年ぶりに駅前で盆踊りが行われる。場所はこすぎコアパーク(武蔵小杉駅南口広場)で、7月25日(土)の午後6時、午後7時10分からの予定。



 JR武蔵小杉駅の南側、東急駅の西側に位置する小杉3丁目町会では、50年以上にわたって夏に盆踊り大会を行ってきた。近年では、2日間開催し、踊りを楽しんだという。



 しかし、4年前から駅前の再開発により開催場所を確保することが難しくなったため休止状態になっていた。五十嵐俊男町会長は「昔から3丁目には学校や公園など、盆踊りをやるのに十分な場所がなかった。そのため、駐車場や空き地を借りながら開催してきた。4年前も民間の駐車場を借りて開催した」という。



 その後、駅前の再開発でこすぎコアパークが完成すると、町会でも盆踊りの復活を望む声が出てきた。しかし、踊り手不足や手伝いをしてくれる地元の人が少なくなったことなどから、開催に踏み切れないでいた。そのような中で、毎年秋にコスギフェスタを主催するエリマネが中心となり、夏祭りの開催を企画。途切れていた盆踊りの歴史を復活させるべく、同町会、10年以上盆踊り大会を開催していなかった小杉町2丁目町会、駅前の協同組合武蔵小杉商店街の4団体が中心となり、「こすぎ夏祭り」という形で開催する運びとなった。



 7月18日には盆踊りの練習会が行われ、約50人が参加。五十嵐会長は「最初はどうなるかと思ったが、一生懸命に協力してくれる人、真剣に練習に参加する人を見て改めて良いお祭りにしたいと思う」と話す。



世代を超えた祭りに



 当日は盆踊りを中心にいろいろな企画が目白押し。音楽ライブや阿波踊り、浴衣コンテスト、ハッピー告白タイムなどが行われる。



 主催するエリマネの安藤均理事長は「本番に向けて地元の人の期待を感じる。年配の方から子どもまで、新旧・世代を超えて地域で楽しめる祭りになれば」と話す。



 なお、当日は午後3時から9時頃までこすぎコアパークに接する道路が歩行者天国となり、車両の通行ができなくなるので注意を。



 イベントに関する詳細、問い合わせは主催者事務局【電話】044・433・9180へ。

 

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