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市政報告 子どもたちを大切に 家庭訪問の是非について 川崎市議会議員 松原しげふみ

掲載号:2016年5月27日号

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 川崎区の多摩川河川敷で市立中学1年生の上村遼太君が殺害された事件から早1年が経過しました。

 起訴された2人の少年はすでに刑が確定しており、残る1人についても5月19日から横浜地裁で裁判が始まり、今後はこの事件の全貌と真相が明らかになってくると思われます。1人の少年の尊い生命が失われるという非常に痛ましい出来事を二度と起こさせないためにも学校・家庭・地域の連携をより強固なものにして再発防止に努めなければなりません。

 今回の事件の始まりは、被害者の生徒が冬休み後に突然登校しなくなり、その後事件に巻き込まれてしまいました。児童・生徒がある日突然に連続して学校に来なくなった場合、虐待や事件、事故に巻き込まれている可能性があると想定し、何よりも児童・生徒や保護者の方に早急に会い、本人が置かれている状況を直接理解することが重要であります。そしてその安全確保に努めなければなりません。安全確保のためには電話連絡も必要でありますが、本人や保護者に会うことはその後の関わりにとっても極めて重要な意味を持つことになります。

 本市では毎年4月から6月にかけて家庭訪問が行われています。家庭訪問を運動会や文化祭と同様の学校行事として位置付け、実施の可否は各学校の校長先生に委ねられていますが、教職員の仕事の多忙化や授業時間の確保のため実施されない学校もあり、足並みは揃っていません。平成27年度の市内公立中学校52校の内、44校が実施し8校が実施しませんでした。中原区内では8中学校の内、7校が実施し1校が実施しませんでした。同校はその前年の平成26年度も実施していません。学校関係者にその理由を伺ったところ、「必要に応じては実施していますが三者面談により状況は把握しています。定期的な家庭訪問については特に保護者からもそのような要望は聞いていないし出ていない」とのことでありました。また市内113校の公立小学校での平成27年度の状況をみると45校が家庭訪問を実施しており68校は実施しておりませんでしたが、その内64校は住居のみの確認はしているとのことでした。中原区内18の公立小学校では6校が実施しており、残り12校は住居の位置の確認だけとのことでした。

 現代社会においては共働きの家庭も多く、10分程度の家庭訪問を受けるにあたり、休暇を取ることもままならず、プライバシーの問題も考慮し、難しい問題でもあります。しかしながら児童・生徒の心に寄り添った取り組みの1つである家庭訪問は必要であるとの考えである私にとっては学校として教師として積極的に主体的に取り組むべき学校行事として取り組んでいただくことを求めておりますし、教育委員会としても家庭訪問を通じアンテナを張って欲しいとの要請を全学校に出しております。

松原しげふみ事務所

中原区新城5-2-3

TEL:044-751-8855

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