中原区 意見広告
公開日:2016.09.16
市政報告N0.18
B型肝炎ワクチンの定期接種化について
川崎市議会議員 松井たかし
平成28年6月22日に予防接種法施行令の一部を改正する政令が公布され、平成28年10月1日から施行することとなり、10月1日からB型肝炎が定期予防接種A類疾病の対象に追加されることになりました。
川崎市では、平成28年第3回川崎市議会定例会(9月5日開会)に「B型肝炎ウイルス感染症予防接種事業費として、議案第137号として一般会計補正予算1億9579万1千円が上程され、9月7日の本会議で議決し、10月1日からB型肝炎ワクチンの定期接種が実施されることになりました。
本議案の審議にあたり民主みらい川崎市議会議員団では、【1】平成28年4月1日から7月31日までに生まれた方への対応、【2】B型肝炎ワクチンの安全性と健康被害等が発生した場合の救済などについて代表質疑を行いました。
川崎市からは、【1】平成28年4月1日から7月31日までの間に生まれた方については、定期接種としての接種期間が短くなることから、1歳までに接種が終えることができない場合を考慮し、任意接種を無料とする助成制度を検討する、【2】B型肝炎ワクチンの安全性等については、発熱・発疹等の副反応が5%以下であり、重篤な副反応は極めて少なく、定期予防接種による健康被害が発生した場合には、予防接種法に基づき、国の定めにより健康被害救済が行われるとの答弁がありました。
国が推定する肝炎ウイルス持続感染者は、最大でB型が約140万人、C型が約230万人とされていますが、感染時期が明確ではないことや自覚症状がないことが多いため、適切な時期に治療を受ける機会がなく、本人が気づかないうちに肝硬変や肝がんへ移行する感染者が多く存在することが問題となっています。今般のB型肝炎ワクチンの定期接種化による肝炎予防をはじめ、肝炎検査の実施とより一層の普及啓発など、肝炎対策の推進を引き続き訴えていくことが重要であり、私もこれからも取組んでまいります。
松井たかし
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川崎市中原区下小田中2-21-6-202
TEL:044-799-7915
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