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新城小 市歌の音をチャイムに 児童が提案「地元に親しみを」

教育

掲載号:2018年1月26日号

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中心となって活動した3人
中心となって活動した3人

 市立新城小学校(中臣信丈校長)では、今月からチャイムに川崎市歌のメロディーを導入した。児童が自ら「市歌に慣れ親しむことで地域への愛着を深めていきたい」との思いで提案し実現させた。

 同校のチャイムに市歌のメロディーを導入するきっかけとなったのは、川崎市が進めるシビックプライド(川崎への愛着や誇り)の醸成について考える授業だった。児童の多くは、市歌の存在を知っているものの、触れる機会があまり無いために歌えるほどではないという。

 「市歌を身近に感じることができれば、川崎市や地元に対してより親しみが持てるのでは」と提案し実現に向けて動いたのは、代表委員を務める6年生の小嶋涼楓さん、新谷夏海さん、野村蒼未さんの3人。昨年10月から、全校児童にアンケートを取りながら、「音色はどうするか」「流す時間帯はいつがいいのか」など、話し合いを重ねてきた。また、市歌のメロディーを憶えてもらうため、市役所で流れる音源を基に、曲の前半を午前、後半を午後に流す工夫もした。

 これまでの通常チャイムや校内放送に代わり、初めて市歌のメロディーを流したのは冬休み明けの1月10日。「みんなが新しいチャイムだと認識して行動してくれたのが嬉しかった」と新谷さん。野村さんは「色んな意見をまとめるのは大変だったけど実現できて良かった」と喜び、小嶋さんは「新城小学校に一体感が生まれたように感じられた」と笑顔を見せた。

 中臣校長は「市歌に触れることで、市や街、学校に対する愛着をより深めることができればいい。児童の挑戦が学校に新たな風を吹かせてくれたことにも意義がある。この経験を自信にこれからも成長していってほしい」と目を細めた。

 教育委員会によると、市内小学校のチャイムに関しては、導入の有無を含め各学校の教育方針に任せているという。担当者は「市としても市歌への取組みを進めているところだが、児童がチャイムに導入しようと考え実行させたのは素晴らしいこと」と評した。

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