市立西中原中学校70周年を記念した「第2回大同窓会」が3月3日、同校体育館で行われた。全卒業生が対象で約1000人が来場した。同校は全国の公立小中学校で有数の生徒数を誇り、卒業生が約2万7千人いるという。
大同窓会を企画したのは、卒業生の同窓会組織「梅の実会」の代表者らからなる実行委員会(戸張裕康会長)。戸張さんらは多くの卒業生に参加を呼びかけるために、赤色ののぼり旗を街に掲げるなど準備を行ってきた。
午後5時から始まった大同窓会では、卒業生が体育館に集合してくると、久々に会う旧友と手を取り合って再会を喜んでいた。
戸張さんは「親子3代で来てくれた方もいて良かった。これを機に卒業生の輪が広がれば。100周年に向けて若い方たちが、伝統を繋いで行ってほしい」と話していた。
近所に住んでいるという1期生の藤澤宏さん、川畑アイ子さん、松原佳江さんは一緒に来場し受付をすると、松原さんは「1期生としてこの故郷に来られるのは幸せ」と話し、親子3代で同校に通っているという川畑さんは「各年代の人が集まるのが楽しみですね」と笑顔で話した。藤澤さんは「2カ月おきに同窓会をしている仲間が10人以上いる」と元気に答え、大同窓会を楽しんでいた。
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