中原区版 掲載号:2019年3月15日号 エリアトップへ

コミュニティーFM3社 災害を視野に連携 情報共有し企画検討へ

社会

掲載号:2019年3月15日号

  • LINE
  • hatena
右から橋本社長、佐藤社長、田中社長と締結式に急遽駆け付けた保坂展人世田谷区長
右から橋本社長、佐藤社長、田中社長と締結式に急遽駆け付けた保坂展人世田谷区長

 かわさきFM(79・1MHz)を運営する「かわさき市民放送(橋本夏代代表取締役社長)」が3月10日、世田谷区と横浜市でコミュニティーFMを放送する3社で連携協定を締結した。災害時の情報ライフラインとしての役割を果たすため、平常時から相互に情報共有を図る。

 かわさきFMが連携を結んだのは、エフエム世田谷(83・4MHz)を運営する「世田谷サービス公社(田中茂代表取締役社長)」と、横浜市青葉区を中心に放送しているFM Salus(84・1MHz)の「横浜コミュニティ放送(佐藤信代表取締役社長)」。都心と神奈川を結ぶ大動脈である国道246号線沿いに、地域の観光やイベントなどの情報共有を相互に図り発信していくことで、東京〜川崎〜横浜間を移動するリスナーにとっての連続した情報供給を目指す。

 連携のきっかけは、2016年4月に発生した熊本地震。被災地で24時間放送を続けた熊本市のコミュニティーFM局「熊本シティエフエム」を訪れた世田谷サービス公社のスタッフによると、放送では開店しているコンビニや営業しているガソリンスタンドなど、災害情報ではなく生活情報を届けたという。「夜には地元小中学校の校歌を流したという話が印象的だった。こういう役割を担っていかなければと感じた」と田中社長。

 国道246号線は、8年前の東日本大震災発生後に帰宅困難者で溢れた幹線道路の一つ。トイレや水を提供する災害時帰宅支援ステーションの場所や向かう先々の道路状況など、歩く人に継続した情報を届けることへ課題がある。

 橋本社長は「災害時だけの連携ではうまくいかない。3社で日頃から情報共有し発信することで、いざという時にも力を発揮できるはず。そのためにも、普段から聞いてもらえる番組づくりも大切と考えている」と話した。

 今後は4月から、具体的な企画や番組に向けて話し合いが始まるという。

 かわさきFMは災害時に緊急放送を行うことなどを主な目的として、1996年7月に開局。8年前の東日本大震災発生時には、緊急放送に切り替え、川崎市危機管理室からの情報を元に夜通し生放送を行った。

中原区版のトップニュース最新6

「ストレス解消」で活気を

「ストレス解消」で活気を 社会

働く人へ、8団体が企画

9月13日号

市内1,700店で始動

キャッシュレス決済還元

市内1,700店で始動 社会

市、観光活用へ導入促進

9月13日号

初の「英語」 親しみ重視

市立小教科書

初の「英語」 親しみ重視 教育

市、13教科採択 次年度から

9月6日号

市民館貸し切り「芸術祭」

市民館貸し切り「芸術祭」 文化

体験型、25団体が企画

9月6日号

助成金低調、利用2割弱

川崎市ブロック塀撤去

助成金低調、利用2割弱 社会

制度の周知進まず

8月30日号

恩師の愛情を胸に世界へ

井田中出身岡田秀太さん

恩師の愛情を胸に世界へ スポーツ

知的障がい者フットサルで

8月30日号

初決算、計画の7割止まり

市コンベンションホール

初決算、計画の7割止まり 社会

稼動率も目標届かず

8月23日号

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 8月30日0:00更新

  • 6月7日0:00更新

  • 4月19日0:00更新

中原区版のあっとほーむデスク一覧へ

最近よく読まれている記事

コラム一覧へ

中原区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2019年9月13日号

お問い合わせ

外部リンク