モトスミ・オズ通り商店街(中野勝久理事長)が9月27日、恒例の「まちなか安全教室」を開催した。木月小学校4年生の児童、60人ほどを対象に、慶應義塾大学商学部の学生が指南役となり、倒れている人への声のかけ方や、地図を見て通学路の危険な場所を把握するなどのグループワークをおこなった。
この教室は、東日本大震災のあった2011年秋から実施され、今年で9回目。大学と小学校、商店街が連携して取り組んでおり、大震災などの災害時に児童らが商店街に助けを求めるなどの行動を身につけることを目的に行われている。
中野会長は「子どもたちに、外で災害に遭遇したとき逃げ込む場所や、どこのお店に助けを求めたらいいかなど、実際の街で体験して覚えてもらえたら。学生たちも、子どもたちに教えながら経験しておくことで、災害時にリーダーとして動ける。商店街では、思いやりや優しさを意識する機会になれば」と話していた。
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