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中原区 社会

公開日:2020.07.03

信金職員が詐欺防止
中原警察署から感謝状

  • 蒲山署長(右)と感謝状を手にする菊池さん=29日、同店

 振り込め詐欺を防いだとして中原警察署(蒲山彰署長)は6月29日、芝信用金庫新城支店(老沼栄一支店長)の菊池恵子さんに感謝状を贈った。

 6月17日、70代女性が夫の定期預金から現金300万円を引き出したいと窓口に訪れた。対応した菊池さんが用途を尋ねると、女性は「身内の葬式費用として必要」と返答。不審に思い一度帰宅し夫に確認を促した。同署によると、女性は同日、息子を名乗る男から「書類を失くし会社に損失を出した。300万円を用意してほしい」と電話があり「窓口では葬式費用と言って」と指示を受けたという。女性は帰宅して夫に相談。不審な点が多いことから現金の引き出しを取りやめた。

 同店の菊池さんは「日頃から会話を大切にし、即日大金を下ろしたいという話には特に注意している。今後も意識したい」と話した。警察担当者は「電話で『お金』や『キャッシュカード』と言われたら、一度電話を切り冷静に考えてほしい」と呼びかけている。

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