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かわさき市民しきん ネット決済で適正支援へ CF(クラウドファンディング)、今月末から導入 

コミュニティ社会

掲載号:2020年8月21日号

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市民しきんで理事を務める(左から)村瀬さん、廣岡さん、山本さん
市民しきんで理事を務める(左から)村瀬さん、廣岡さん、山本さん

 市民活動の資金面を支えるため、寄付金集めを支援する「公益般財団法人かわさき市民しきん」が今月末、クラウドファンディングを始める。インターネット決済で、従来よりも迅速で透明性の高い支援を目指す。

 地域課題解決のために活動する市民団体が抱える課題の一つが活動資金だ。同財団はこうした課題に対し、資金調達を市民からの寄付によって運営を維持できるよう2015年に設立された。

 今回始まるクラウドファンディング「かわファン」は、地域課題解決のアイデアや取り組みたい事業があれば、その内容や目的を明記し、寄付金の目標金額を設定する。その賛同者はウェブサイトから寄付することで、事業を支援する仕組み。寄付金の募集期間が終われば、事業登録者へすぐに寄付金が振り込まれる。目標金額を達成できなかった場合の授受は事業登録者が選択。寄付者は共感できる事業内容を吟味し、事業登録者は活動資金を迅速に入手できる。

 同財団では、事業内容に共感した人から寄付を募る仕組みとして「事業支援しきん あとおし」を行っていた。しかし、書類申請など文書のやり取りが多く、寄付対象事業の募集は年1回。寄付金を利用できるまでに1年を要し、事業審査のハードルも高かったという。

 代表理事を務める廣岡希美さん(44)は「設立時に比べてクラウドファンディングの手法も広く認知された。川崎を良くしたい人たちが、気軽に参加できるようにしたかった」と立ち上げへの思いを話す。

 これまでに同財団の支援を受け寄付を集めた市民団体は14団体。中学生向け暴力防止プロジェクトに取り組む団体や、障がいのある人とない人がダンスを通じて触れ合う団体などが対象となってきた。区内を中心に活動する「なかはらミュージカル実行委員会」もその1つ。発足から7年目、助成金を受けない自主運営事業になったのを機に利用した。実行委員長の奥平亨さんは「対象事業に選ばれ、認めてもらえたような感覚になった。地域のために、という想いが(市民しきんと)同じだったので、寄付を募るプレゼンパーティーで地元の支援者に会えたのは、ならではの取り組みだった」と振り返る。

 「かわファン」の運営費は集まった寄付金の15%を手数料として差し引く。事業内容は公序良俗に反するものや、市外が対象となる物、利益を第一目的とする事業は不可。寄付を募る事業に相応しいか諮るため、外部機関による事業審査は継続される。
 

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