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樹木感染症 「ナラ枯れ」被害拡大 倒木や落枝の可能性

社会

掲載号:2020年9月25日号

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根元にたまったフラス(東高根森林公園/9月12日撮影)
根元にたまったフラス(東高根森林公園/9月12日撮影)

 集団的に樹木が枯れる感染症「ナラ枯れ」の被害が川崎市内で拡大している。

 今年に入ってから中原区以北の市が管理する公園緑地のうち、20カ所(9月14日時点)で、ブナ科の広葉樹の被害が報告されている。原因となるカシノナガキクイムシ(以下カシナガ)の飛散時期は5月から10月。市みどりの保全整備課担当者は「市内では8月末から発見報告が爆発的にあがっている」と話す。特別緑地保全地区の井田山では10本が、神庭(かにわ)(高津区)では12本が感染し、民有地でも報告されている。県内では17年に初めて箱根町などで確認され、市内では18年の生田緑地(多摩区)を皮切りに拡大の一途をたどっている。

市、団体が対応

 県森林協会によると、カシナガは翌年には成虫が羽化し被害が拡大するため、早期の対応が重要という。感染した樹木は紅葉シーズンを前に赤く枯れ、根元には虫が穴を空けた際に出るフラスとよばれる木くずが散乱しているのが特徴だ。

 枯死木は倒木や落枝の恐れがあり、市担当者は「市民に影響を及ぼす可能性の高いものについては対応していく」としている。一方、大量枯死により生態系への悪影響を及ぼす恐れもあることから、自然保全活動を行う市民団体が感染樹木の対応にあたっている。麻生区の早野聖地公園里山ボランティアは9月14日、伐採に向けて枝下ろしを行った。木酢液(もくさくえき)を使用しての消毒も行っている。カシナガは大きくなり過ぎた樹木を好むことから、生田緑地を中心に活動するかわさき自然調査団は「樹木を更新しての若い林作りが重要」としている。

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