川底土砂掘削工事、下水道ゲートの自動化、監視カメラ設置地など 県政報告Vol.15 国への要望みのり、多摩川の治水対策が決定! 神奈川県議会議員 川本 学
昨年10月に甚大な被害をもたらした台風19号に伴う大災害から1年となりました。
災害当日、私は消防団の一員として、避難所へ逃げ遅れ孤立してしまった高齢者や身体の不自由な方の救助にあたり、任務を終えて帰宅すると自宅周辺の一帯が浸水しておりました。信じられない光景を目の当たりにし、水害の恐ろしさを身をもって経験しました。
災害直後から、我々自民党中原区選出議員は被災地区の復旧作業や要望対応に取り掛かるなど、粉骨砕身取り組みました。そのさなか、御法川信英国土交通副大臣(当時)はじめ政府調査団が、川崎市では唯一中原区を訪れ、被害状況の現地調査にあたってくださいました。地元議員として大変ありがたく感じた次第です。
さらに、復旧のためには国の支援が不可欠なため、自民党中原区選出の県議(川本)・市議一丸となって、政府に対して直接要望活動を行ったほか、中原区を訪れた稲田朋美自民党幹事長代行(当時)に対しても市民の安全・安心な日常生活が一刻も早く取り戻せるよう、しっかりと要望させて頂きました。その結果、令和6年度までに計191億円を投じる「多摩川緊急治水プロジェクト」が政府から発表され、緊急治水対策工事が着手となりました。
私は、こうした経験から防災対策の重要性を痛感し、防災行政施策へ役立てるため、防災知識を修得するために、先日「防災士」の資格を取得しました。こうした防災に関する知識や備えは出番がないことが一番ではありますが、今後もこの知識を地域のためにいかしてまいります。
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