市おくやみガイドブック
使いやすく大幅増補
手続きの煩雑さ解消に
4月19日
健康増進や友人作りを目的に活動する「中原歩こう会」が今月、個人のウオーキングに役立ててほしいと中原区内を巡るコースを紹介する散策マップを発行した。区地域振興課の担当者は「コロナ下の外出自粛で、高齢者の運動不足が心配。マップを参考にして近場を歩くなど、体力の向上を心がけてもらえたら」と話す。
コースは武蔵中原駅を出発し、ゴールは区役所。等々力緑地や寺院、武蔵小杉駅周辺の都市開発が進むエリアなどを経由する。「初心者でも歩きやすく、飽きないように区内のスポットを巡ることのできるコースにしたい」と同会メンバーらで話し合いを重ねて決めた。マップには「歩くいず」と題して、スポットの名称を用いた問題も掲載しており、同会推進部の石井誠二部長は「利用者に楽しんでもらうため各所に工夫を凝らした。8キロほどの長いコースなので一気に回ろうとせず、自分の体力を考慮して無理のない範囲で歩いてほしい」と話す。
同会は区スポーツ推進委員会の活動で1972年にスタート。現在は月に一度、川崎市や東京都、横浜市などの5キロほどの道のりを約2時間かけて歩く。参加資格はなく、小学校低学年から高齢者まで毎回100人から150人がウオーキングを楽しむ。コースは「常連の参加者もいつも新鮮な気持ちで楽しめるように」と毎回異なるものを設定。メンバーらで話し合いや下見を重ね、個人ではなかなか行かない「隠れた名所」を探しながらも、車通りの多さなど危険な場所に目を光らせ、安全に楽しめるコースを熟考しているという。
新型コロナの影響で昨年3月から活動を休止しているが、今年4月に再開する予定。石井部長は「参加者から再開を待ち望む声が上がっており、自分自身も歩く頻度が減って運動不足。感染に気を付けて、参加できる人だけでも来てもらえたら」と話す。
マップは区役所など区内公共施設等で配布している。問い合わせは区地域振興課 地域スポーツ推進担当【電話】044・744・3323。
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4月19日
4月12日