県政報告 教育のICT活用は限定的に 日本共産党神奈川県議会議員団 君嶋ちか子
全国の小中学校で、1人1台端末の整備が進められています。政府は基盤整備にとどまらず、「GIGAスクール構想」と銘うって教育産業等が作成するソフトなどによる授業を視野に入れています。
そのうたい文句は「教師も教室も越えた個別最適化空間」。つまりは教師も教室もいらないという事です。公教育は必要ないという記述さえあり、ICT産業や教育産業に教育を委ねることにもなりかねません。
この構想は、財界に後押しされた経産省から始まり、経済対策の一環でもありました。「子どもの成長」が出発点ではありません。
私は県議会でこの構想に警鐘を鳴らし、ICT活用は、教師の授業の補完物と限定することを求め、教育長も同意しました。
教育は、教師や子ども同士が向き合う中でこそ、と私は思います。
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4月26日
4月19日