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南武線立体交差 事業期間、5年短縮へ 「開かずの踏切」解消に前進

経済

掲載号:2021年9月24日号

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平間の開かずの踏切
平間の開かずの踏切

 川崎市は8月30日、JR南武線連続立体交差事業において、従来計画より低コストかつ工期が短い「別線高架工法」で事業を継続する考えを明らかにした。事業期間は5年短縮の16年になり、「開かずの踏切」解消までの期間も早まる算段。事業費も214億円減の約1387億円に抑えられる。市は今後、JR東日本と連携して関係機関との調整を進めていくとする。

 対象は南武線武蔵小杉駅―矢向駅までの約4・5キロ。高架化によって、1時間に40分以上遮断する開かずの踏切5カ所を含む9カ所の踏切をなくし、渋滞の解消や歩行の安全性、災害時の避難路確保を図る事業。コロナ禍での税収減を受けて昨年の都市計画決定を見送っていた。

 市は30日の市議会まちづくり委員会で方針を示した。新たに採用予定の「別線高架工法」は既設線路を使用しながら高架化工事を進める方法。まず、西側5メートルに下り線用の高架橋を設置し、運行。その間に既存下り線の場所に上り線用高架橋を建設する。

 従来計画の「仮線高架工法」は既設線路の脇に仮線路を敷き、既設線路の跡地に高架橋を設置。仮線路は高架化完了後に撤去するという方法。

 事業費は約1601億円だったが、新工法では仮線路が不要なため約1387億円に縮小。工期も21年から16年に短縮される。また、下り線を先行して高架化することで、工事の途中から踏切を走るのが上り線のみに。従って、開かずの踏切解消までの期間も11年から5年となる見通し。

 工法変更に伴い、新たな課題も。新工法では構造の変更とコスト削減のため、高さが約12メートルから8メートルになる。鹿島田駅のペデストリアンデッキとぶつかるため、撤去する必要が生じる。また、既設線路の位置から西側にずれることで、並行する矢向鹿島田線(都市計画道路)の幅が狭まるため、都市計画の変更が必須という。

 市は今後、課題を整理・検討し、11月に発表する第3期実施計画素案で検討結果を示す予定。

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