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中原区版 公開:2021年10月15日 エリアトップへ

【Web限定記事】衆院選・神奈川県 10区は4氏、18区は三つどもえか 10月31日投開票

政治

公開:2021年10月15日

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神奈川10区

 衆議院議員総選挙(10月19日公示、31日投開票)が迫る中、神奈川10区(川崎区・幸区・中原区の一部)では前職、新人計4氏が立候補に向け準備を進めている。

 元復興相で自民党前職の田中和徳氏(72)は党幹事長代理。9期目に向け、党交通安全対策特別委員長として▽通学路の安全確保と飲酒運転根絶への社内アルコール検知の義務化▽自転車事故防止に向けたルール遵守と交通安全教育の徹底▽開かずの踏切解消へJR南武線立体交差事業の予算確保、を掲げる。党再犯防止初代委員長の経験から「世界一の犯罪最少国日本の実現」も訴える。

 共産党前職の畑野君枝氏(64)は党中央委員などを歴任。「声をあげれば政治は動く」を信条に、小学校35人学級の実現の実績を強調。多摩川の洪水対策、武蔵小杉駅の南武線ホームドア設置と横須賀線ホーム拡張、平間駅「賢い踏切」の前進もアピールする。3期目に向け「中高の35人学級の実現、羽田新ルート撤回、気候危機打開、ジェンダー平等の実現」などを訴える。

 日本維新の会新人の金村龍那氏(42)は元財務相の城島光力氏の秘書を経て13年に児童発達支援室を開業。経営者としての経験も生かし、▽個性を活かす子育て・教育▽誰もが働きやすい職場づくり▽安心で持続可能な社会保障▽規制改革でイノベーション▽多様性あふれる優しい社会をめざし、身を切る改革で責任と信頼の政治を政策に掲げる。「川崎から日本を変える」と力を込める。

 国民民主党新人の鈴木敦氏(32)は、同党神奈川県第10区総支部長。元衆議院議員・樋高剛氏秘書も経験。コロナ対策や中小企業支援の強化、経済格差のギャップの穴埋めを図る政策を掲げ、モットーは「未来のために今を活かす」。30年近く住む中原区からの視点で平間駅などの踏切整備と混雑緩和、交通渋滞対策、水道管整備といったインフラ強化を国の後押しが重要と強調する。

    ※10月11日起稿

神奈川18区

 神奈川18区(高津区・神木本町1〜5丁目を除く宮前区・中原区の一部)では、前職、元職、新人の3人が立候補を表明している。

 自民党前職で経済再生担当大臣の山際大志郎氏(53)は2003年に初当選し5期を務めた。ワクチン接種の加速や治療薬の普及、人流抑制など徹底した新型コロナウイルス対策や、成長と分配の好循環を可能とする新しい資本主義の実現、経済安全保障の強化などを主な政策に掲げる。「『新時代共創内閣』として信頼と共感を得られる政治を目指す」とコメントしている。

 立憲民主党で元職の三村和也氏(46)は09年に衆議院議員に初当選し、党政調会長補佐、幹事長補佐を歴任。2回目の当選を目指し、「コロナ禍から国民を守る政治」を訴え、消費税5%への時限的減税を掲げる。ほかに実質賃金を上昇させる経済政策への転換、政治の透明化・健全化を争点とし、「多くの方から『政治を変えたい』という切な思いを受け取っている」と話す。

 日本維新の会、新人の横田光弘氏(63)は、元県議でIT会社代表取締役。主な政策としてワクチン接種や治療薬普及など第6波に備えたコロナ対策や、財政出動と金融緩和によるボトムアップ政策での経済の立て直しを掲げる。また「足場となる地域問題も重要」とし、多摩川の防災対策なども訴える。「自公の過半数割れを目指し、自民に反省を求めたい」と話している。

※10月11日起稿

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