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中原区版 公開:2021年11月5日 エリアトップへ

公文書館シリーズ Vol.4 川崎市が生まれた時代

文化

公開:2021年11月5日

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【左】川崎市公文書館所蔵 歴史的公文書A2「大正13年庶務書類4-2(市役所設置関係他)」、【右】初代市長・石井のイラスト(企画展ポスターより/公文書館職員作)=いずれも同館提供
【左】川崎市公文書館所蔵 歴史的公文書A2「大正13年庶務書類4-2(市役所設置関係他)」、【右】初代市長・石井のイラスト(企画展ポスターより/公文書館職員作)=いずれも同館提供

 川崎市公文書館(宮内4の1の1)では、企画展「川崎市が『生まれた時代』〜大正時代の社会と生活〜」を開催している。漫画『鬼滅の刃』のヒットで注目を集める大正時代。同館が保存する公文書を通して、当時の川崎市を4章立てでひも解く。

初代市長の誕生

 第1、2章では、市の誕生までと初代市長の選出などを紹介している。橘樹郡川崎町と大師町、御幸村が合併し、川崎市が生まれたのは大正13(1924)年。10月には市長が選ばれる。市会の会議録によると、臨時市長だった小林五助、地元の名士・石井泰助を含む3人が候補者となり、市会での選挙で最多得票者は石井に。当時の決まり通り、内務大臣から任命される形で初代市長となった。

市民の生活

 第3、4章では市民の生活をのぞき見る。市の誕生から間もなく、無線電話や街燈、託児所、職業紹介所などが次々と設置されていく様子を、予算とともに紹介。大正8(1919)年に、それまで理科の一部だった家事(現・家庭科)が一つの教科となったことや、武蔵電気鉄道、玉川電機鉄道の敷設なども解説している。

 担当者は「大正がどんな時代だったのか、公文書を観察して、思いや考えをめぐらせてもらえれば」と話す。

 企画展は来年3月31日まで。入場無料。午前8時30分〜午後5時。月曜・祝日・年末年始は休館(月曜が祝日の場合、翌平日も休館)。問い合わせは同館【電話】044・733・3933。

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