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中原区 スポーツ

公開日:2022.04.01

かわさきスポーツアンバサダー
市、3団体を初認証
信号器材の「卓球部」も

  • 認定された3団体と福田市長(右から3人目)

 川崎市が新たに創設した「かわさきスポーツアンバサダー」の認証書贈呈式が3月25日、川崎市役所で行われた。認証されたのは、アメリカンフットボールのアサヒビールシルバースター(川崎区)、川崎新田ボクシングジム(多摩区)信号器材(株)卓球部(中原区)の3団体。

 市内を拠点に活動し、国内や国際大会で優秀な成績を収め、地域貢献にも意欲的に取り組む点を評価。今後、各競技の支援とともに地域活動のさらなる活性化を目指す。

 認証書贈呈式で福田紀彦市長は「地域で活動しているスポーツ団体を応援しようと設立した。認証した3団体には、それぞれの競技での活躍はもちろん、地域に広く深く浸透してもらい、コミュニケーションを図ってほしい」と各団体へ期待を寄せた。

活動60年、1部定着へ

 中原区から選ばれた信号器材(株)卓球部は、部員数8人。アマチュアの実業団が参加する日本卓球リーグに所属し、昨年6月の前期日本卓球リーグ2部で優勝を飾り1部昇格を決めた。現在は、1部定着、さらには優勝を目標にしている。

 地域貢献活動も盛んで、東日本大震災の被災地での卓球教室や、市内小学校のクラブ活動などで交流を図るとともに競技力向上を支援。交通安全などの取り組みも行っている。

 前島敏雄社長は今回の認証を受け「とても感謝している。卓球部の活動は同好会から始まり60年ほどになる。活躍する選手も出ているが、まだまだ認知度が低いと感じている。これから地域での活動を積み重ねながら、われわれの存在を多くの人に知ってもらえるチャンスにしていきたい」と意気込みを語った。

 尚、認証団体は、市が交付する認証マークを使用し名刺やホームページなどでのPRができ、取り組み内容が市ホームページなどで紹介される。経済的支援は行われない。任期は3年間で更新される。

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