中原区 スポーツ
公開日:2022.04.15
かわさきスポーツアンバサダー信号器材卓球部
卓球の楽しさ多くの人に
仕事と卓球、二足のわらじ
川崎市が新たに創設した「かわさきスポーツアンバサダー」に、中原区の信号器材卓球部が選ばれた。仕事と卓球、二足のわらじを履き奮闘する選手らは「卓球を通じて地域に貢献し会社をPRしたい」と意気込んでいる。
鉄道信号や道路標識などを製造・販売している同社。卓球部は約60年前、社員による同好会からスタートし、1977年にアマチュア実業団が集う日本卓球リーグが創設すると加盟した。2部での戦いが長かったが、昨年6月の前期日本卓球リーグで優勝し1部昇格を決め、現在は1部定着を目標にしている。
モットーは「仕事と卓球の両立」。実業団でも仕事を免除されるなど優遇を受ける選手もいるが、同部は「いち社員として会社に貢献する」が合言葉だ。総務や営業など所属部署はさまざまだが、本業でもエネルギッシュな仕事ぶりを見せているという。
太嶋佑人監督(41)は「仕事が卓球に、卓球が仕事に生かされている。社内でも『卓球部は頑張っている』と思われれば、応援してもらえる機会も増え、その逆もある。卓球部だからより一層頑張らないといけない」と選手に責任感を持たせる指導をしている。
平日は仕事が中心。平日練習は選手が揃うことは少なく、土曜日の全体練習で実戦形式の練習を通し腕を磨いている。今シーズンから主将を務める厚谷武志さん(28)は「技術的なことは選手同士よく指摘し合いレベルアップにつなげている」と選手間のコミュニケーションにも努めている。
1部リーグ開幕は6月。本来はホームゲームが開催できるが、コロナ禍で中止となったままだ。「川崎市民の前で勝利すること」が目標にもなっている。
同部は、川崎市内の小学校で選手が指導に赴くなど社会貢献活動も積極的だ。太嶋監督と厚谷主将は「地域のみなさんとの関わりを増やし、卓球の楽しさを伝え、会社のことも知ってほしい」と声をそろえた。
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