市政レポートVol.19 JR向河原駅に「賢い踏切」導入決定! 川崎市議会議員 吉沢 直美
開かずの踏切であるJR南武線の向河原駅前踏切。下沼部小学校の約650人の児童が通学路としていますが、遮断時間が長時間に亘ることが原因で、多くの児童が登校時間に間に合わないことが頻繁にあり、そのことが常態化してきました。また、長い遮断時間を待ちきれない大人が、通学中の子どもの目の前で違法横断をしたり、更には近年軌道事故が発生するなど、非常に危険な状態でした。
昨年4月6日、私が向河原駅前で見守り活動をしている最中、30分弱の間踏切が遮断し続けました。教育委員会に調査を依頼したところ、児童約400人の登校に影響があったことが分かりました。私はこのことを市議会で質問に取り上げ、更に近隣住民の方々へアンケートを行い、その対策としてあらゆる可能性を考え議論してきました。昨年9月には、PTAや地元の方々と共に、中原区の我が会派の議員一同で、国土交通省、文部科学省、JRへ「賢い踏切」導入の要望に伺い、とても前向きなご返答を頂くことが出来ました。その後、11月のまちづくり委員会では、向河原駅前踏切の暫定対策は「賢い踏切」で一本化すると示されました。
そしてこの5月20日、JRは遂に「賢い踏切」を今年の12月頃導入すると発表しました。これより朝の通勤通学時間帯1時間当たり数分程度の踏切警報時間が短縮されることになります。市民の皆様の声がやっと叶い、長年に亘り抱えてきた向河原駅前踏切問題が前進する形となりました。地域の方々が安全で安心して暮らせるよう、今後も我が会派は一丸となって皆様の声を市政にしっかり届けて参ります。
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4月19日
4月12日