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中原区 社会

公開日:2022.06.10

多摩川 アユ釣りが解禁
漁協宿河原支部 漁期は10月14日まで

  • 試し釣りをする宿河原支部の会員=5月25日

 多摩川のアユ釣りが今年も6月1日に解禁された。川崎河川漁業協同組合(竹仲密昭組合長)が管轄する多摩川原橋(稲城市)からガス橋(中原区)の流域で、漁期は10月14日まで。

 解禁を前に、同漁協宿河原支部は県立多摩高校そばで試し釣りを実施。3人でアユ34匹を釣り上げ、大きいものは19・5センチだった。

 多摩川のアユ釣りは「コロガシ」という手法が主流で遊漁券が必要。市内の釣具店などで購入でき、徴収された遊漁料は同漁協組合費等と合わせて魚類の増殖や環境維持の活動に使われる。繁殖事業として、今年は4月下旬にアユ約1万5000匹を放流した。

 中原区と高津区、多摩区内に地区・支部を持つ川崎漁協。高齢化で会員減少などの課題を抱える中、中原区では毎年増えている。総務を担当する栗島亮一さん(65)は「キス釣り大会などのイベントを行うと若い人たちの姿も目立つ。告知や参加に向けて声掛けを行うなど、日ごろのPR活動が功を奏しているのではないか」と話した。

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