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中原区 教育

公開日:2022.09.23

東住吉小
伝統の神楽に「感動」
児童348人、目を輝かせ

  • 舞台で演じる神楽(上)と鑑賞する児童ら

 市立東住吉小学校(片山純子校長)3年から6年までの児童348人が9月14日、総合学習の一環として伝統芸能の神楽を鑑賞した。

 市ノ坪を拠点に神楽を残す活動をしている団体「佐相社中」のメンバーは、同校の卒業生も多く、交流は10年以上。この日はメンバー8人が来校し、キツネが登場する「お稲荷さん」の演目を披露した。物語を解説し、太鼓や笛に合わせた躍動感のある動き、踊りを中心とした舞台に児童らはくぎ付けになっていた。

 藤原良空(りく)さん(6年)は「衣装が立派で、音楽に合わせたキレのある動きが楽しかった。次にどういう展開になるのか想像しながらわくわくした」と目を輝かせた。

 片山校長は「小学生のうちから日本の伝統文化に触れる貴重な機会。目の前で見る迫力の演技は、伝わってくるものが違う」と話した。

秋には囃子を披露

 同校では4年生が保存会の協力を得て、囃子を授業に取り入れている。毎年秋には、児童らの発想によって生まれたオリジナルの囃子を発表。同会代表の田口秀澄さん(54)は「子どもたちに本物に触れるきっかけをつくり、伝統芸能を新しい形で残していきたい」と思いを口にした。

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