戻る

中原区 教育

公開日:2022.11.18

―新城小学校70周年記念―
「新城」の絆を胸に、明日への一歩を
11月19日、児童の思い詰まった式典

  • 今年5月にドローンで空撮し、記念写真として校内に

 川崎市立新城小学校(伊東芳男校長/児童数703人)は今年、創立70周年を迎え、あす11月19日(土)に同校で記念式典を開催する。各学年で準備してきた催しや記念ソングを披露し、学校や仲間への思い、地域への感謝を込める。

 70周年のスローガンは「新城っ子 明日に向かって 歩み出そう みんなでつなぐ 笑顔の輪」。児童から募った言葉を組み合わせ、共通の思いとして掲げた。

 式典では各学年でテーマを設け、工夫を凝らした演出で会場を盛り上げる。1年生は「大すき新城小学校」。校内を探検して知った、保健室や給食室、用務員などを務める職員の仕事の一端を、言葉の掛け合いで演じる。2年生は「すてきはっ見!新じょうのまち」。まちに出掛け、商店街や江川せせらぎ遊歩道、農家の人との触れ合いを通じ、感じたことを発表。3年生は「お祭りわっしょい」。出前授業で学んだ武蔵野太鼓などの演奏と、新城神社で見学したみこしを模してダンボールで作った小型版を担ぎ、美空ひばりの名曲とともに盛り上げる。4年生は「Happy Birthday!新城小」。11月17日の中原区連合音楽会に向けて練習してきた坂本九の名曲・心の瞳や新城小校歌を合唱。5年生は「一粒の種から」。JAセレサ川崎から寄贈された電動脱穀機と、かつての農業を支えた足踏み脱穀機や千歯こきとの比較を実演。稲作の歴史に触れ、米一粒から学ぶ命の大切さを伝える。6年生は「出発〜わたしたちの未来へ〜」。6年間の学びと未来への思いを、ハンドベルなどの合奏で表現。来年中学生となる新たな出発点としての位置付けとする。

記念ソング、地域資料集も

 70周年に合わせて制作したのが、記念ソングと社会科などの副読本「地域資料集」。記念ソングは6年生有志が手掛け、校内放送などで全児童に周知してきた。歌の練習を重ねてきた成果を、式典のエンディングで披露する。地域資料集は、市内産野菜や身近な生き物などに目を向け、SDGsの視点も踏まえながら、学びのきっかけを与える仕様に。

 11月1日の記念講演では、日本を代表する化学者で川崎市名誉市民の藤嶋昭さんから「身の回りのことに感動し、楽しく勉強しよう」をテーマに、科学の不思議を学んだ児童たち。この式典で仲間や地域との絆をより深め、さらなる成長を目指し、新たな一歩を踏み出していく。

ピックアップ

すべて見る

意見広告・議会報告

すべて見る

中原区 ローカルニュースの新着記事

中原区 ローカルニュースの記事を検索

コラム

コラム一覧

求人特集

  • LINE
  • X
  • Facebook
  • youtube
  • RSS