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中原区 意見広告

公開日:2023.01.20

市政レポートVol.23
子育て世代に嬉しい"新たな出産・子育て支援"
川崎市議会議員 吉沢 直美

 昨今の出生数が毎年過去最少を更新しており、令和4年の出生数も80万人を割る見通しであることが公表されました。数年前の政府予測では80万人を割るのは2033年とされていたことから、11年も速いスピードで少子化が進行していることが分かります。国をはじめ各自治体でもその深刻な事態への対応がこれまで以上に急務となっている中、川崎市の出産・子育ての新たな支援についてご報告します。

♦小児医療費助成制度

〈拡充の内容〉

・対象年齢を小学6年生から中学3年生に引上げ

・所得制限を撤廃

・小学4年生以上は1回500円の一部負担金を維持

・令和5年8月下旬に医療証を送付し9月より実施

♦出産・子育て応援事業 10万円給付・新規面接

 国の「出産・子育て応援交付金事業」を基に、川崎市は妊娠・出産された方に対し、2つの支援を毎年度実施することになりました。

〈2つの支援〉

1.「出産・子育て応援ギフト」として現金10万円を給付→妊娠届時5万円 出産届時5万円

2.面接(相談)を継続的に行う為、2回目の面接を新規開設→面接:1回目・妊娠届時 2回目・妊娠8か月頃【新規】 3回目・出産後

〈対象者〉

1.事業開始以降に妊娠届出をした方、妊娠8か月頃の方、出産後の方

2.令和4年4月から令和5年2月までに妊娠の届出をした方

3.令和4年4月から令和5年2月までに出産した方

〈スケジュール〉

2月中旬 妊娠届出済・出産した方へ申請勧奨文を発送

3月 申請者へ出産・子育て応援ギフトの給付開始

4月 新規面接を開始

♦出産育児一時金

 42万から50万円に増額

 現在、出産育児一時金は42万円が支給されていますが、国では全国で一律50万円に増額する検討が行われており、それに従い本市も条例改正の作業を進めています。本市では1/6〜1/27までパブリックコメントを募集し、2月に健康福祉委員会で議論します。その後、3月議会で決定されると今年4月から50万円の支給が実施されます。

♦無痛分べん 市立病院で来年度から実施

 全国的にニーズが高まっている無痛分べん。市立病院では初めて川崎病院にて開始します。疲労が少なく産後の回復も早い、しかし麻酔に伴う合併症の可能性もあるとのことです。令和5年4月から開始。保険適用外の為、加算料10万円の負担となります。

 *各支援の詳細は市のHPをご覧ください。

吉沢直美

神奈川県川崎市中原区下沼部1764YMハイツ101号

TEL:044-872-8037

http://n-yoshizawa.jp

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