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公開日:2023.02.03
区民アンケート
生活環境 9割超が「満足」
災害対策に要望も
中原区役所は、2022年度の区民アンケートの結果を1月25日に公表。区内での定住意向は74・5%で、地域の生活環境全体の満足度は9割以上にのぼった。一方で、自然災害への不安感が依然としてみられた。
アンケートは、区民の意識や要望を調査し区政運営や地域課題解決の基礎資料として活用するため、16年度から隔年で行われている。
区民の定住性については74・5%が中原区に「これからも住んでいたい」と回答。「できれば市外へ移りたい」と答えたのは5・0%で全体の1割未満に留まった。理由の内訳は「住宅を購入した」が28・1%、「通勤・通学の便が良い」が27・2%、「以前から住んでいる」が13・3%、「まわりの環境が良い」が13・0%だった。区内の生活環境全体に関する満足度は「満足している」(18・9%)と「まあ満足している」(17・5%)が合わせて90・4%と初めて9割を超えた。中でも「通勤・通学の便利さ」「買い物の便利さ」「病院や診療所までの近さ」がいずれも90%以上と交通等の利便性の満足度が高く、「風紀上・防犯上の安全さ」も68・4%にのぼった。
一方で「地震・火災・風水害等の災害時の安全さ」は44・4%が「不満」と回答。「力を入れてほしい区役所の業務」も「地震や風水害への対策」が約5割と最多で、自然災害への不安が伺えた。
今回「区制50周年を知ったきっかけ」も新設。「市政だより」が21・2%、「町内会・自治会の回覧」が3・3%で、「知らなかった・このアンケートで知った」は7割強だった。区役所の担当者は「調査結果は再来年度の市制100周年も含め、今後の区の事業内容を検討する上で参考にしていく」と話した。
アンケートは住民基本台帳に基づき無作為に抽出した区内在住の満18歳以上の男女2千人が対象で、有効回収数は868件(有効回収率43・4%、前年比15・5ポイント減)。集計結果は区ウェブサイトで閲覧できる。
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