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公開日:2023.04.07
カドカワドリームズ
ダンスのCS初進出
和洋織り交ぜた舞台評価
中原区に本拠地を置くダンスチーム「KADOKAWA DREAMS(カドカワドリームズ)」が3月22日、プロダンスリーグ・Dリーグの試合に勝利。優勝チームを決めるチャンピオンシップ(CS)へ初進出を決めた。設立3年目で悲願の日本一を目指す。
この日、同チームは「和と洋のミックス」をテーマにした作品を披露。盆踊りの振り付けを取り入れるなど個性溢れる踊りで、衣装もトレーナーに着物の袖を取り付けるなど工夫した。全ジャッジから技術やエナジー、完成度などのポイントを集め、対戦相手のセプテーニラプチャーズ(東京都)に6対0で完勝。この勝利で12チーム中4位となり、チーム初となるCS出場を決めた。CSは4月23日(日)、上位6チームによるトーナメント戦で行われる。
リーダーのRyoさんは「参戦3シーズン目でやっとつかみ取れた。一戦一戦地に足をつけ戦い、レベルアップしていくことが大切。頂点に登り詰めたい」と悲願の日本一へ強い思いを語った。
小中生に指導も
同チームは2年前、活動拠点を東京都から中原区新城に移し、リーグの舞台と同じ広さの練習スタジオを立ち上げた。「全国に埋もれる才能の原石を磨きエリートたちに戦いを挑む」をテーマに、切磋琢磨しながら練習に励んでいる。
地域貢献にも積極的だ。3月30日には、「地域を巻き込んでダンスを盛り上げたい」との思いから、小中学生向けのダンス教室をとどろきアリーナで初めて開催した。イベントには、市内から約500人が参加。メンバーらが指導し、足を踏み鳴らす「ストンプダンス」など、音楽に合わせて体を動かす楽しさを伝えた。
チームの主力で、動画投稿アプリ・ティックトックで人気のダンサー・颯希(SATSUKI)さん=人物風土記で紹介=は「ダンスの魅力や表現する楽しさを感じてくれたらうれしい。チームを応援してもらうきっかけにもなれば」と話した。
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