戻る

中原区 政治

公開日:2023.05.12

”私服”のひととき
市議選・中原区 当選者の横顔【2】

 本紙では4月9日に行われた統一地方選挙で中原区から当選した議員のプライベートや素顔、今後取り組むべき課題などを紹介。今回は、川島雅裕さん、押本吉司さんです。

川島雅裕さん(公明党)

 「ラジオのDJという仕事に憧れていたんだよね」という中学生時代。書店で購入したFM情報誌で話題の洋楽を隅々までチェックし、ラジオに耳を傾け、気に入った曲はカセットテープに録音して――。ビリー・ジョエルやカーペンターズ、邦楽なら大滝詠一、山下達郎など。通勤の片道30分、今も当時の名曲を聴きながら運転をするのが至福のひと時だ。「音質にこだわらなければ、スマホの音楽配信でどんな曲も聴ける時代。昔を思うと夢のようだね」。読書や就寝の際も、それぞれ専用のプレイリストを作成しているほどのこだわりぶり。最近は娘がはまっているK―POPも聴くように。「ボーカルやダンスが上手いし、リズム感もいいよね」

 一日の締めは、録画した大谷翔平選手のプレー映像を観ること。大学時代に全日本選手権でベスト4の成績を残すなど、野球に打ち込んできたからこそ実感しているその凄み。「まさに規格外ですよ。品行方正だし、人間としても魅力的。本当に元気をもらっています」と目を輝かせる。 

 好きな読書はここ最近、政策につながる専門書を手にすることが増えた。「医療介護や健康長寿、子育て・教育など、社会課題を掘り下げ、川崎市政にどう具体的に落とし込むか」。住み続けたい街へ――、市民の暮らしを支え続ける。

押本吉司さん(立憲民主党)

 Jリーグ誕生と同時期、小3から始めたサッカー。いま同じ位の年になった長男へのサッカー指導が日課の一つだ。自宅近くの空き地でほぼ毎日1時間、習熟度に合わせて都度メニューを考案するほど熱を入れる。「上手くなりたいという意欲があるし、運動能力もあると思う。自分がやりたいプレーを自由に表現できるサッカーの魅力を知ってもらえたら」と我が子の成長を見守る。

 円満な家庭の秘訣は、家事の分担。土日は時間があれば1日3食手料理することも。「子どもが好きなカレーを作ったり、特別な日はイクラを添えたパスタとかレシピを考えたり」。それでも「妻からは最後の片付けまでやって!って怒られています」と苦笑い。2歳の長女とのままごとや入浴も癒しのひと時だ。

 議員になる前から続ける街頭演説は、選挙時を除きマイクも車も使わない。「気軽に声をかけていただけるように」との思いからだ。終日駅前に立ち続けた新人の頃のようにはいかないが、対話重視で身近な住民の声に耳を傾け政策にいかすという信条を守り続ける。

 目指すのは川崎市の「特別市」の実現。「まさに行政と議会が両輪となり、超党派で取り組むべき課題。権限と財源を一本化することによる利点は大きい」。みらい会派への期待を背に「引き続き力を尽くすのみ」。

ピックアップ

すべて見る

意見広告・議会報告

すべて見る

中原区 ローカルニュースの新着記事

中原区 ローカルニュースの記事を検索

コラム

コラム一覧

求人特集

  • LINE
  • X
  • Facebook
  • youtube
  • RSS