市政報告vol.95 全国都市緑化かわさきフェアを盛り上げよう! 川崎市議会議員 末永 直
新緑薫る季節となりました。本稿では、全国都市緑化かわさきフェアの取組について御報告致します。令和6年度に市内3カ所をコア会場として秋春開催が予定されています。フェア開催までに市民の気運醸成の向上が重要だと考えます。先の令和5年第一回定例会予算審査特別委員会で3月8日、質問致しました。
中原区長が答弁した区の取組を御紹介します。中原区では等々力緑地がコア会場の一つとなります。中原区では昨年11月に区民ボランティアと協働で実施してきた花の配付会とタイアップし、区内の花き農家のご協力により、区の花パンジーを町内会や小学校など33団体に配付して、地域を花で彩り、気運を盛り上げる取組を行ってきました。今後は、区の取組として、地域の方々と花壇や鉢植えの設置等により心地よく感じられる空間づくりを行うなど、みどりを実感できるような取組等を展開するとともに、既存イベントやボランティア活動などを通じて、フェアの周知や地域の特徴を活かした取組を関係局と連携して進めていくとのことです。
地元の花き農家の方から頂いた御意見をふまえ、建設緑政局長に諸々質問しました。
【1】 花苗などの必要数
他都市の事例では概ね数十万株が使用されている。本市では8月に策定を予定している基本・実施計画と合わせ、積算する予定。
【2】 市内生産の品種や数量
フェア開催に向けJAセレサ川崎が昨年各生産者に実施した、品種や生産規模に関するアンケート結果から情報を頂くなど、把握に努めている。
【3】 植物調達について
市内産の認知度とブランド力を高めるため、地域で生産されている花きや植物を積極的に活用したい。
【4】 市内生産者等との連携
花きなどは出荷時期をずらして調達することは品質の確保など課題が多いことから、フェア開催日程等を踏まえた調達可能な品種を取り入れていきたい。フェア開催中のみならず、開催期間の前後などにおいても、市内生産者等と連携して、主要駅周辺やイベントなど多くの市民が集まる場を活用して、市内産をアピールするなどの取組を検討する。
【5】 開催時期
秋開催においては、市内産花きの見頃との調整のため、生産者からは少しでも時期の見直しを図るようにとの声があったため、当初の予定から2週間程度繰り下げた。
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福田紀彦市長は「フェア開催を契機として、都市の中の新たなみどりの価値を生み出し、多くの市民がみどりとの関係性を見直す機会となるよう、市内全体で一体感を持ってつくり上げてまいりたい」と強い意気込みを答弁しました。市民一丸となってつくりあげていきましょう。
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11月1日