今井中のPTA会長で、6月23日に行う保護者によるキャリア対話を企画した 大城(おおき) 昌晃さん 下小田中在住 44歳
子どもの未来、地球に愛を
○…「PTAとして活動する中で、いつかやってみたいと思っていた」。この春に会長に就任し、入学式で校長へ伝えたのは保護者が生徒に向けて行うキャリア対話のアイデア。社会のさまざまな仕事を知ってもらうことで「子どもたちに将来を考えるきっかけを与えてあげたい」。心理カウンセラーやシステムエンジニアなど3人の保護者とともに、エネルギー開発事業に携わる自身も生徒の前に立つ。
○…「好きなものを見つけたら勉強も楽しくなるはず」。今井中の学区には企業の社宅が多く、専門的な技術を持つ保護者が多いという点にも着目。思春期に入り、親との会話が少なくなった子どもとの関係づくりを深めることにも期待を込める。「教えるというよりも、生徒たちと同じ目線に立って語り合えるような場にできたら」
○…地球が誕生した神秘について考えた高校時代。「その可能性を計算すると天文学的な数字になる。守っていきたい」という使命感が生まれた。職業を選ぶときも、その一途な思いを貫き通した。環境負荷の少ない天然ガスの生産設備を設計する職務に就き、今は国家プロジェクトの二酸化炭素を放出しない分離回収計画に携わる。「自分にとって地球環境保全こそが永遠のテーマ」
○…中学のときに友人に誘われて始めたバスケットボールを今も続ける。中2の息子はバスケ部で、小4の娘も最近始めた。「ゴールしたときの気持ちよさ。最後までわからない試合展開は、プレーしても見ていても楽しい」。川崎ブレイブサンダースのファンで、とどろきアリーナでの試合には親子で出掛ける。「選手との距離が近くていいですよね」。家族でバスケの話題で盛り上がる、描いていた夢の一つが実現したばかりだ。
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