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公開日:2023.08.18

中原区平均年齢
41.7歳 県内で最も若く
県が人口統計調査を公表

 神奈川県は先月21日、年齢別人口統計調査(2023年1月1日時点)の結果を公表した。中原区は県内58市区町村の中で、15〜64歳の生産年齢人口の割合が最も高く、平均年齢は41・71歳で最も若いことが分かった。

 この調査は20年の国勢調査の年齢別人口を基に、出生、死亡、転入、転出の異動人口を加減して推計。年齢を3つの区分に分けた人口や割合、平均年齢など市区町村ごとでまとめている。

 中原区の総人口は26万5219人で前年より1005人増加。生産活動の中心を支える生産年齢人口の割合は県内で最も高い71・6%(県全体62・6%)、平均年齢は最も若い41・71歳(同47・03歳)。65歳以上の老年人口の割合は最も低い15・6%(同25・8%)、人口高齢化を表す老年化指数(14歳以下の年少人口に対する老年人口の割合)は一番低い121・3(同222・1)で、県内で最も若い世代の割合が高く、高齢者の比率が低いということが分かった。

 調査結果を受け区の担当者は「武蔵小杉駅周辺の開発が進んでいることや、タワマンの建設が増えていること、横浜、東京への交通の便が整っていることなどが、若い世代が多い要因ではないか。ただし、高齢者が少ないというわけではなく、特に若い世代の割合が多いため、この結果になったのではないか」と分析している。

県全体では少子高齢化顕著

 県全体でみると、14歳以下の年少人口が104万7478人(前年比1万8521人減)と過去最少で減少は14年連続。生産年齢人口は564万59人(同1万2962人増)、老年人口は232万6294人(同2287人増)で過去最多。老年化指数も調査開始から増加が続いている。詳しくは県の統計センターHPで閲覧可能。

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