八王子 教育
公開日:2026.02.26
学園都市・八王子を襲う少子化 私学中高のトップに聞く【4】
女子校で磨く解決力
共立女子第二中学校高等学校
-市内で2校しかない女子校ですが、「少子化」への危機感は。
市内の12歳の女性人口は昨年2263人でしたが、10年後には現在の約6割にまで落ち込むという統計があります。女子校である本校にとって、これは非常に厳しい現実です。多摩地域は23区から距離こそありますが、産業拠点や商業施設が充実した暮らしやすい環境です。それにもかかわらず、次代を担う年齢層が大きく減少傾向にあることは、地域全体の問題として深く危惧しています。
-学校としての対策は?
本校ならではの教育活動に地道に取り組み続けることに尽きます。今年度、校長に就任し「自分が通う学校を基盤とした生活を送る」「今住んでいる地域を大事にする」という2点を重点的に生徒へ伝えてきました。
女子校の良さは、意思決定や交渉、課題解決の場面を異性抜きにやり遂げるため、個々の経験値が上がりやすいことです。本校には「共立リーダーシップ」という言葉がありますが、これは単に先頭に立つだけではなく、自らの役割を見出し、率先して取り組む姿勢を指します。中3時の全員面接では、「社会人になったら八王子や自分の住む地域の活性化に尽力しよう」と呼びかけています。
-読者にメッセージを。
少子化が避けられないのであれば、それに起因する問題を解決していくのは、他でもない今の若い世代です。解決に必要なのは、厳しい現状を正しく認識し、問題から逃げずに物事を見極める資質と能力を身に付けること。それは初等中等教育を支える我々教員の責任でもあります。解決の基盤となる確かな学力を育むべく、これからも実直な教育活動を続け、多摩地域を支え、やがては東京、日本、そして世界で活躍できる若者を輩出したいと考えております。
-ありがとうございました。
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