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公開日:2023.09.01
中原区
「保活」支援で初調査
業務改善へ新たな取組み
中原区役所は、認可保育所等に入所した子どもの保護者を対象にした「保活」に関するアンケートを初めて実施し、8月22日に結果を公表した。結果を受け、来年度の入所申請に向けた新たな取り組みも進める。
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子どもを保育所等に入れるための保護者の活動を指す「保活」。中原区は市内7区の中でも子どもの数が多く入所希望者も多いため、情報提供に生かし入所申請時の負担軽減につなげようと、初めてアンケートを行った。6月1日から7月15日まで、区内の保育所等に通う0〜2歳児の保護者を中心に保育所の連絡アプリで周知し、3千人ほどの対象者のうち469人から回答を得た。
回答のうち、情報収集方法は「川崎市や中原区のホームページ」が210件で全体の45%。相談や問合せ方法は「中原区役所児童家庭課の窓口に来所」が398件で最多だった。「ホームページやSNSの情報が豊富になれば窓口に行かないか」には「行く」が49%、「行かない」が51%とほぼ半数で「行く」理由は「個別に相談したい」「自分に合ったアドバイスが欲しい」が各134件と、対面での相談や個別の助言を求めていることが明らかになった。区内でも高層マンションが集まる武蔵小杉駅周辺に0〜5歳児が集中しており、区役所が近く申請書を「郵送より直接提出した方が早い」という声も多かった。
結果を受け、来年度の申請に向けて区では新たな取組みを実施。次年度4月入所の申請時期にあたる10月に窓口が混みあうため、今年度は9月を事前相談強化月間とし、申請の変更点や希望の保育園について相談できる環境を整えるほか、昨年好評だったZoom説明会も複数回実施、30日(土)には予約制の事前相談会も行う。混雑緩和のため申請書の提出は原則郵送とするが、申請期間中は24時間受付のポストも設置。必要な情報を検索しやすいよう、きょう1日から「中原区保育園入所関係総合案内」ページも区のウェブサイトに開設。申請書の書き方の解説なども掲載する。区役所の担当者は「多くの方に協力頂き、貴重な声を寄せてもらえて感謝している。今後の業務改善に生かしたい」と話す。アンケートには、これから保活する人に向けたアドバイスなども掲載。詳細は区のウェブサイトへ。
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