神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
中原区版 公開:2024年11月15日 エリアトップへ

意見広告・議会報告

市政報告Vol.16 井田病院と水素バスの実証実験について 川崎市議会議員 三浦えみ

公開:2024年11月15日

  • X
  • LINE
  • hatena
井田病院と水素バスの実証実験について

 私は第3回定例会9月議会の総括質疑で、「井田病院の水素バス実証実験」について質問をいたしました。

 令和5年度の井田病院の外来患者、入院患者および人間ドック受診者のうち、川崎市内の患者の割合とそれ以外の地域の患者の割合は、外来患者は、市内約64・8%、市外約35・2%、同じく入院患者は、67・4%、32・6%、人間ドック受診者は、63・2%、36・8%とのことです。

 井田病院は災害指定病院に指定されていて、本市にとっては身近な存在であるにもかかわらず、本市民の患者が約6割というのは少し低いのではないでしょうか。本市の病院局によると、井田病院は、横浜市との市境に立地しており、市内外を問わず、地域の医療機関との連携に取り組んでいるとのことで、日吉駅からのバスのアクセスも充実していることから市外の患者さまも多く来院しているとのことです。

 川崎市民の患者数を増やすためには、バスを増やす必要があると考えます。実証実験で市長が推奨されている水素バスの自動運転を「井田病院まで行うというのはいかがでしょうか」と提案いたしました。赤字路線こそ水素バスを利用したらよいと考えます。

 これに対し市当局は、水素バスの導入については、「非常に高額な費用を要することから、難しいものと考えている」と答弁しました。しかしながら、私の方で調べたところ、一定の要件を満たす水素バスについては、環境省管轄のJATA(公益財団法人 日本自動車輸送技術協会)から、商用車の電動化促進事業として、補助金が支給されることもわかっています。したがって、一定の要件を満たす車種の水素バスを活用することで、実際に実証実験を行うにあたり、それほど多くの費用が本市の負担にはならず、検証が進められると考えておりますので、市長も前向きに考えている水素バスの実証実験について、補助金を得て、井田病院においてもぜひ前向きに検討をしていただくことを要望いたしました。

井田病院と水素バスの実証実験について-画像2

三浦えみ

中原区下小田中2-15-1-101

TEL:070-3185-7788

https://e-miura.com/

中原区版の意見広告・議会報告最新6

かわさきイベントアプリを使ってみませんか

市政レポートNo.27

かわさきイベントアプリを使ってみませんか

みらい川崎市議会議員団 高橋みさと

7月11日

終活支援における情報登録を全年齢対象に

市政報告vol.114

終活支援における情報登録を全年齢対象に

 議会運営委員会委員長 川崎市議会議員 末永 直

7月11日

持続可能で希望の持てるまちづくりへ

市政レポートNo.140

持続可能で希望の持てるまちづくりへ

川崎市議会議長 原 典之

7月4日

熱中症対策、夏の選挙で投票環境改善へ

市政レポートNo.177

熱中症対策、夏の選挙で投票環境改善へ

みらい川崎市議会議員団 筆頭副団長 おしもとよしじ

6月27日

すでに頓挫している等々力緑地再編整備(上)

市政報告

すでに頓挫している等々力緑地再編整備(上)

川崎市議会議員 松原しげふみ

6月27日

手取りを増やす、再び日本を強くする3つの政策!

意見広告

手取りを増やす、再び日本を強くする3つの政策!

国民民主党参議院総支部長 かごしま彰宏

6月27日

園児募集中です!

https://teriha.jala.co.jp/sisetsu/takatsu/

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

中原区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

中原区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2025年7月14日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Facebook