意見広告・議会報告
市政レポートNo.22 どうなる?災害時のトイレ みらい川崎市議会議員団 高橋みさと
前回に引き続き、令和6年第4回定例会の災害対策に関する一般質問について、ご報告します。
【マンホールトイレの整備】
これまで、川崎市の災害時のトイレ対策は、使い捨ての携帯トイレとし尿回収が必要な仮設トイレを中心とした計画でした。しかし、能登半島地震などの教訓や下水管の耐震化の状況を踏まえ、下水管に直接し尿を流すことができるマンホールトイレを全ての指定避難所に整備し、携帯トイレや仮設トイレと組み合わせて活用する計画に変更されることとなりました。マンホールトイレの設置が進むことで、被災初期のトイレ環境が大きく向上すると考えられます。
【マンホールトイレ設置訓練】
既に設置されているマンホールトイレの設置訓練の現状について質問したところ、全市22カ所のうち、令和4年度は5カ所、令和5年度は4カ所とのことでした。全指定避難所への整備に先立ち、ノウハウをためる意味でもマンホールトイレの設置訓練を進めるよう要望しました。
【備蓄倉庫の整理】
中原区では、平間中・今井中・宮内中・大谷戸小・上丸子小・小杉小の6カ所にマンホールトイレが既に整備されています。スペースが限られた備蓄倉庫の有効活用のために、マンホールトイレが設置された避難所の備蓄倉庫については、匂い漏れなどで使いづらい仮設トイレの備蓄を精査することを要望しました。
【携帯トイレの捨て方】
使用した携帯トイレは、し尿の飛散防止や処理施設の燃焼率向上のため、一般ごみと一緒に収集するとのことでした。収集作業員の安全性確保のために、「袋を二重にする」「空気をしっかり抜く」といった捨てる際の市民のご協力を周知するよう要望しました。
令和7年第1回定例会が2月13日に開会しました。27日には、みらい会派の代表質問がありますので尽力して参ります。
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立憲民主党中原区支部・高橋みさと
川崎市中原区
takahashimisato3310@gmail.com
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3月14日
3月7日