意見広告・議会報告
市政報告vol.111 要望実現!「コンビニへのAED設置推進」「市立学校の体育館等の空調設備の設置」 川崎市議会議員 末永 直
昨日2月13日より令和7年第一回川崎市議会定例会が始まりました。3月19日までを議会日程としています。2月6日、私が委員長を務めている総務委員会で、来年度の予算案が示されました。福田紀彦市長によると、防災・減災、暑熱、防犯などの安全対策、安心して子どもを産み育てられる環境づくりなど、生命を守り、誰もが安全・安心に暮らすことができる取組に対して重点的に予算を配分したとのことです。一般会計当初予算は8927億円、特別会計は5064億円、企業会計は2355億円、合計1兆6347億円の予算額です。市税収入は4048億円と過去最大となりました。しかし、ふるさと納税の流出額が149億円とこれまた過去最大であり悩ましいところです。紙面に限りがありますので2点市政報告させていただきます。
コンビニへのAED設置推進
市民の付託を受けた議員は、市民の要望を受けて質問等を通じて行政に提案し、予算を計上、事業化へと働きかける政策実現を仕事の一丁目一番地としています。私が昨年の予算議会で提案した、コンビニエンスストアへのAED設置推進が新規のメイン施策として、888万円余が計上されました。市民・区民に身近なコンビニと協定を締結し、AEDを新たに設置することで、24時間使用可能なAEDの台数を増やし、夜間や休日問わず緊急時の救命活動ができる地域づくりを促進するとしています。市内約240店舗を予定しています。事業概要として、【1】設置店舗は傷病者が発生した際、24時間AEDの貸出しを実施、【2】設置店舗には入口付近にAED設置ステッカーを掲示、【3】ガイドマップかわさき等への掲載により設置店舗を周知、といったものです。
市立学校の体育館等の空調設備の設置
市立学校の体育館等の空調設備の設置ですが、これまで自民党会派はじめ、議会が一丸となって行政に求めてきた取組です。先般の12月議会では、議会の総意を示す「公立学校施設への空調設備の整備促進を求める決議」を全会一致で可決するなどしてきました。私も区民の方より要望をいただき声を発してきました。昨年10月31日の中原区選出議員団による市長要望の際に、私は市立学校体育館の空調設備の設置を求めました。これが実を結び、令和7年度は2億9千万円余が計上され、15棟を設計、5棟工事を開始する予定です。中原区では小杉小学校が該当します。西中原中学校も空調設備の予算がついていたので期待したのですが、教室の空調設備の設置でした。令和8年度に15棟工事、令和9年度は7棟工事とのことです。ようやく進みはじめました。
本日はバレンタインデーです。区民の皆様にチョコレートをあげることはできませんが、本稿で御容赦いただければ幸いです。
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3月14日
3月7日