意見広告・議会報告
市政レポートNo.174 川崎市版ラーケーション「かわさきホリ×スタ」始動! みらい川崎市議会議員団 副団長(政策調査担当) おしもとよしじ
先月、この紙面に掲載し実現を求めてきた市政レポートNo.173「家族との時間を増やす新たな休暇制度」の詳細が明らかとなりました。
国は、大人と子どもが一緒にまとまった休日を過ごす機会を創出するため、学校教育法施行令を改正し「体験的学習活動等休業日」を追加。本市では、同休業日を「かわさき家庭と地域の日」との名称で10月のスポーツの日を含む3連休後の火曜日に設定し、平成30年度から試行実施してきました。昨年度に行った保護者等へのアンケート調査によると、約80%が肯定的に捉えているものの約20%の方が「仕事を休めない」、「他の月日にして欲しい」等の意見や約15%の児童生徒が「家で留守番をしていた」状況だったため、私は、保護者の休暇取得促進等の課題解決策として愛知をはじめ茨城、熊本、山口県などで導入が進むラーケーション(※ラーニング『学習』とバケーション『休暇』を組み合わせた造語で児童生徒の学びを目的として事前に日程・場所・内容等の届出により平日の休暇取得を認める制度で保護者の休み方改革推進や子どもの豊かな経験、学びの機会創出、地域経済活性化などが導入メリット)の取組を提言。昨年12月議会では、先行自治体のこれら導入効果を本市が聴取したとして「新たな制度の来年度からの導入について検討している」と答弁していました。
他自治体の取組を踏襲した新たな制度では、名称を「かわさきホリ×スタ(ホリデー&スタディ)」として同一年度中の取得可能日数を1日増やし、従来のスポーツの日を含む3連休後の火曜日に加えて、保護者等の休暇に合わせて柔軟に休暇を取得できる『任意利用日』を新設。欠席とはせず「出席停止・忌引等」と同じ取扱いとする事とした他、市内企業等と連携して様々な体験活動が利用できる仕組みやポータルサイトを立ち上げ、学びの体験スポットを紹介し、児童生徒等を支援するとしました。今後も学校への届出簡略化や日数のあり方など制度運用が図られる中で、より良い制度となるよう施策の提言者として取組を促して参ります。
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