中原区 意見広告
公開日：2025.06.27
市政レポートNo.177
熱中症対策、夏の選挙で投票環境改善へ
みらい川崎市議会議員団 筆頭副団長 おしもとよしじ
厚生労働省は、昨今増加する熱中症の重篤化を予防するため、労働安全衛生規則の一部を改正して罰則付きで義務化する改正省令を公布、６月１日から施行されています。川崎市においても熱中症による救急搬送状況は、搬送人員、重症者数ともに年々増加傾向にあり、令和６年は過去最多となっています。先の市議会定例会にて私どもみらい会派は、今回の義務化を受けて、庁内や教育委員会における対応、工事請負事業者への周知徹底、救急隊の整備計画等について本市取組を質した所です。その中で、今夏の参議院選挙での対応をご報告致します。
これまでも冷房機器のない体育館が投票所となる選挙従事者の負担軽減など課題に対し、改善策として空調設備が整う特別活動室等の活用を提案。先行して実施されてきた苅宿小学校投票区の取組に言及し、バリアフリーや施設外からの動線確保、少年野球・ドッジボールなど投票日の施設開放団体活動の緩和など利点も例示して対応を促して参りました。
そこで、今夏の参院選における検討状況と引き続き体育館を使用する場合の具体的な対策を質すと「投票所の環境向上に向け、新たに23箇所の投票所を特別活動室等の空調設備が整った施設に変更する予定」とし、「投票所の広さなどから引き続き空調設備のない体育館等を使用する投票所では、スポットクーラーを配置し、定期的な水分や塩分の摂取を呼び掛ける」旨、答弁し対策を講じるとしました。
中原区では、これまで特別活動室を投票所としてきた苅宿小、上丸子小に加えて井田小、新城小、西中原中学校にて変更が予定されています。町内会・自治会関係者をはじめ選挙従事者を担う方々の身体的な負担軽減、投票に訪れる市民の快適な投票環境を実現するため、今後も更なる取組を促して参ります。
川崎市議会議員・押本吉司
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川崎市中原区木月2-3-35 住吉名店センター502
TEL:044-863-7533
TEL:044-863-7566
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