中原区 意見広告
公開日：2025.08.01
県政報告Vol.14
令和７年第２回定例会を終えて
神奈川県議会議員 松川正二郎
今回の参院選では、与党が過半数を下回るとともに新興政党の一部が党勢を大きく増しました。既存政党がこれまでに対処し切れなかった問題への国民の皆さんのＮＯの声が反映された結果と言えるかもしれません。収まらぬ物価高、当たり前に食べられていたはずの米にまつわる騒動、インバウンドを含めて急激に増加する外国籍の方々との共生の問題等々。私ども日本維新の会も既存政党の一部として、こうした問題に十分に対処して来られたとは言えない部分があるものと思います。これを機に、改めまして皆さんの声を拾い上げて参れますよう、残りの任期を務めていきたく存じます。
とはいえ、私どもの職責は県政にまつわるものです。直近の県議会におきましても幾つか上記に関わる問題を取り上げて参りましたので、以下、かいつまんで報告を致します。
まずは米に関わるお話です。神奈川県では、水田農業の振興に向けたスマート技術の活用を推進しています。本県でも例外なく、水田の水管理の労力、作付面積拡大という課題、農家の方々の高齢化といった点が問題としてあがっています。ここまでにも県ではＧＰＳを活用した田植え機等のスマート機器の導入支援等を行ってきましたが、これに加えて今年度より、スマートフォンを用いた遠隔操作可能な次世代型水管理システムの導入に向けた実証実験を開始します。これらの取組により、意欲ある担い手が効率的に営農できるような、大区画化とスマート技術の融合による水田農業のモデル地区の創出を目指していくという知事答弁を頂きました。
その他、時流を捉えたインバウンド対策や物価高を受けた子ども支援の充実、災害時支援物資の受援体制の強化、動物福祉等を主として取り上げて参りました次第です。
神奈川県議会議員 松川正二郎
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TEL:044-328-9619
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