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中原区 社会

公開日:2025.09.12

日医大
小杉に「看護学科」設置
26年4月 大学院も開設

  • 武蔵小杉キャンパス完成イメージ=提供

 日本医科大学は9月1日、同大学武蔵小杉病院隣接地に開設を進めていた武蔵小杉キャンパスの「医療健康科学部 看護学科」「大学院看護学研究科 看護学専攻修士課程」が文部科学省より設置認可を受けたことを発表した。私立大学の看護系学科、大学院の設置は市内で初。

 今回、同大が設置するのは、4年制の看護学科(入学定員120人)、大学院の看護学研究科(入学定員12人)で、開設時期は来年4月。全国的に少子高齢化が進む一方で、看護師が不足する中、質の高い看護教育を通じて次世代の看護師・保健師を育成することを目指すという。武蔵小杉エリアでの開設は、交通利便性と、緑豊かな公園などの自然環境が共存している点が学びや研究に適し、地域社会との連携や産学官連携の可能性を広げられることに加え、医療機関や福祉施設が多くあり、連携することで地域に根差した実践的な学びが得られることから決めたという。

 同大学の担当者は「未来の健康を支えるための新たな学問領域を開拓し、医療・健康・保険分野における教育と研究のさらなる発展を目指していく」と話している。

 なお、9月14日(日)に高校3年生など今年度の受験生、その保護者を対象としたオープンキャンパスを川崎市コンベンションホールで開催する。事前予約制。詳細は同大ウェブサイト。

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