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中原区 教育

公開日:2025.11.07

日頃の感謝、そして未来へ
11月8日に記念式典

  • 70周年を記念して撮影した航空写真 航空写真提供:(株)ひまわり空撮

 川崎市立西丸子小学校(吉村あかね校長)が今年創立70周年を迎え、11月8日(土)には同実行委員会(川島高之実行委員長)が主催する記念式典・祝賀会が開催される。

 1948年(昭和23年)に、中原小学校と分かれて上丸子小が開校し、その上丸子小と分かれて55年(昭和30年)に西丸子小が開校した。記念すべき70周年に向け、同校では「未来へつなごう7色のバトン〜輝け個性、進化し続ける西丸子」とスローガンを決定。子どもたちに人気の同校のマスコットキャラクター「にしつきちゃん」に加え、70周年のキャラクター「にしやまくん」も制作した。

 同実行委員会は、記念事業として「電波時計設置プロジェクト」を立ち上げ、クラウドファンディングを実施。53台の電波時計を寄贈した。クヌギの苗木の記念植樹も同校の中庭で行うなど、地域、学校をあげて70周年を盛り上げてきた。

 11月8日に開催される記念式典は、午前中、児童たちが日頃の感謝を込め、学習してきたことを歌や合奏、ダンスなどで発表し、6年生は総合の授業で制作したオリジナルソング『70th Anniversary〜ぼくらのプロローグ〜』を披露する。午後は関係者を招いた祝賀会を開催する。

各学年で地域学習

 同校では、各学年の学びの中で、地域学習にも注力。2年生は地元のスポットやものを見て回る「町たんけん」で、地域で働く人たちの話を聞き、地域を愛する心を育み自分を見つめる取り組みを行っている。3年生は社会科で自分たちの町である中原区、そして川崎市について学び、4年生は多摩川でのガサガサ体験を、5年生は地域の協力を得ながら、田起こしや田植え、収穫までの稲作を通して働くことを学んできた。6年生は、キャリア教育の一環として地域の人たちから話を聞く取り組みを行っている。吉村校長は「地域の皆様あっての活動。地域の方々に感謝し、今後もご協力をお願いします」と話している。

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