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中原区 ピックアップ(PR)

公開日:2026.01.01

「地域の子どもたちに多くの本と出合いを」
えほんの森 図書館 内田正志さん

 昨春オープンしたときにまだ1200冊だった本の数は、今では2500冊を超えるほどに。『本の世界へ旅立つ場所』をテーマに、幼児と一緒の親子連れから中学生まで、誰もが自由に本を楽しめる図書館だ。

 小さな子ども向けの絵本、小中学生向けの小説や図鑑、昔の名作から流行の一冊までが壁一面に並ぶ。貸出人気ランキングや、お薦め本、利用者の声などを紹介した情報も貼り出している。

 内田さんは「地域に根差した”街のみんなのための図書館”でありたい。いつでも気軽に利用できるオアシス的な場所として、地域で支え合えるシステムを目指している」と思いを込める。

運営への支援を募る

 図書館は無料で開放し、すべて無料で利用できる。だからこそ、内田さんは「子どもたちの豊かな心と想像力を育むためのこの活動に力を貸してほしい」と呼び掛ける。家庭で不要になった絵本や書籍の寄贈(損傷が激しくなれば大丈夫)、そして図書館を運営していくためのボランティアスタッフ。親子での参加、短時間でも可能だ。ボランティアの協力によって、図書館が安定的に開館していくことにつながるという。

 そして、最後が図書館の維持・運営を支援するための賛助会員。個人や団体、法人の会員らによる年会費は、すべて子どもたちの読書活動の充実につなげる。具体的には賃貸料、光熱費・備品費、書籍等の購入、イベント運営といった優先順位をつけて使われる。

 内田さんは「地域のみんなの力で居場所づくりをしていく、こうした仕組みをここから各地に広げたい」と思い描く。

えほんの森 図書館

川崎市中原区上新城2-8-20 丸山ビル1F

TEL:080-5885-5515

https://ichigo-ringo-group.jp/ehon-no-mori#about

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