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公開日:2026.10.16
住吉中学校 「探究的な学び」模範示す 17日のフェスで成果発表
今年度の「川崎市教育振興基本計画(かわさき教育プラン)」における「探究的な学び」の実践モデル校に指定された住吉中学校(廣石志津子校長/生徒数445人)が、3年生を中心に地域課題の解決に向けた学習に取り組んでいる。ごみ・環境をテーマに活動を展開し、10月17日(土)の「住中フェスタ」で成果を発表する。
「探究的な学び」とは生徒が自ら問いを立てて課題解決を図る、生徒が主役の学び。来年度から市内全校での実現に向け、モデル校での取り組みが始まった。住吉中が選ばれたのは、今の3年生が2年生のときに経験した職場体験で働く大人の姿に触れ、「自分たちも地域に貢献したい」という思いから、ごみ問題へ関心を寄せたこと。
今年度、ごみ問題を追究する生徒たちは、鎌倉市で環境保全を行う学生団体を訪問。活動の情熱に触発され、「アップサイクル」「ごみフェス」などのチームに分かれ、具体的な行動を開始した。ペットボトルキャップをクジラ型のキーホルダーへ再利用したアップサイクルチーム代表の鈴木敬人さん(3年)は「海のごみは街や川から流れてくると知った。海から離れた中原区でも、街をきれいにすることが海を守る」と意識の変化を口にする。
「ごみフェスチーム」は、10月4日に中原平和公園で合同清掃を実施。近隣の東住吉小、苅宿小、木月小へ呼び掛け、小中学生ら約30人が参加し、菓子の袋やタバコの吸い殻などを集めた。分別の難しさも実感したという中嶋明人さん(3年)は、「植え込みの陰など目立たない場所へのポイ捨てが多かった。見えない場所なら捨てて良いわけではないと周知したい」と意気込む。
成果を市全体に共有
指導にあたる総括教諭の戸沼雄介さん(48)は「生徒たちが学んだ知識を地域にどう生かすか。自分の行動で地域が変わる体験をしてほしい。実践モデル校としての成果を、市全体の中学校へ共有していきたい」と今後を見据える。
17日の「住中フェスタ」では、各チームが取り組みや成果を披露し、地域課題への提言を発表する。中学生の主体的な問いと行動が、地域へ広がっている。
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