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公開日:2012.02.24

新百合ヶ丘駅南口メインストリート
新愛称「リリエンヌ通り」に
全国から応募総数1878件

  • 賑わいを見せる週末の彫像前広場「ゆりてらす」

 小田急線新百合ヶ丘駅南口からマプレ専門店街を結ぶメインストリートと、隣接する彫像前広場の愛称を決める「新百合ヶ丘駅前ネーミングコンテスト」の結果がこのほどまとまり、それぞれ「リリエンヌ通り」と「ゆりてらす」の名称に決定した。



 新しい愛称は今月12日に彫像前広場で開催されたバレンタインイベントで発表された。昨年末から1月中旬まで愛称の一般公募が行われ、主催した「kirara(きららっと)@アートしんゆり」イベント実行委員会には、全国からメインストリートの愛称983通、彫像前広場の愛称895通の計1878通の応募が寄せられた。



 大型商業施設が並ぶメインストリートは、マプレ専門店街まで約150メートル続いており、毎日多くの駅利用者や買い物客が行き交う。メインストリートが通るペデストリアンデッキは1984年に建設されて以来約30年経つが、今まで正式な名称はついていなかった。



 コンテストの一次選考には、この企画を進めた昭和音楽大学、東京都市大学、専修大学から9人の学生が参加し、候補を30点に絞り込んだ。



 最終選考では昭和音楽大学理事長の下八川(しもやかわ)共祐氏、川崎新都心街づくり財団理事長の中島眞一氏ら4人が審査員を務め、最優秀賞を決定した。



 「リリエンヌ通り」の愛称を考えた多摩区在住の長村久美子さんによると、「リリー」は百合を表わす言葉。新百合ヶ丘駅周辺に買い物や食事に来る女性を総称して「リリエンヌ」と呼ぶことからメインストリートの愛称として発案したという。同じく「ゆりてらす」の愛称を考案した世田谷区在住の保岡直樹さんは、「夢と笑顔と町の魅力を明るく照らす場所」という意味と、イタリア語で大地を意味する「テラス」のように心が安らぐ場所という意味を込めて名づけた。



 同実行委員会は「(リリエンヌ通りという愛称は)響きもよく、おしゃれなイメージがある。地域外からも広く受け入れてもらえるのでは」とコメントしている。

 

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