麻生区の交通環境の改善を! 市政報告 新百合ヶ丘駅周辺の混雑緩和へ 公明党 川崎市議会議員 花輪 孝一
麻生区にお住まいの方々と懇談すると必ず出てくる課題の一つが、「新百合ヶ丘駅周辺の道路の渋滞緩和をしてほしい」という声です。議会の中でも度々取り上げ改善を求めてきましたが、新年度予算に「新百合ヶ丘駅周辺環境対策事業」として1千7百万円余の予算が計上されました。
これは、北口駅前広場タクシーと一般車両の流れがスムーズになるような改善、南口駅前広場では使われなくなったスロープの撤去と再整備が具体的に調査、検討され当面の混雑緩和を図ろうとするものです。
抜本的には、駅周辺の大規模施設の建替えや土地利用の変動を見守らなければなりませんが、将来を見据えた実効性のある事業推進が期待されます。
コミュニティバス網の拡充が急務
また一方で、麻生区では、コミュニティ交通への取組みが続いています。川崎市初のコミュニティバス「山ゆり号」が地域の皆様方の献身的なご努力により、高石地域に運行されて4年目になります。
多摩美・細山、金程・向原、麻生台、岡上西などの地域でコミュニティ交通の導入を望む声があがっていますが、採算性に課題があり、現行の点と点を線で結ぶようなやり方では地域に負担がかかり過ぎます。
今後は、本庁から区役所に権限移譲し、区というフィールドの中で、民間活力を導入して行政と地域が一体となってコミュニティバス網の拡充を目指すべきと考えます。いずれにしても、超高齢化が進む中で、より住みやすい環境づくりを進めてまいります。
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