横浜市営地下鉄3号線 新百合ヶ丘延伸 見えてきた着工時期 川崎市議会議員 あまがさ裕治
麻生区で長年の懸案事項となっている「横浜市営地下鉄三号線の延伸」について、先日、横浜市に出向きヒアリングをしました。ボーリング調査を終えている横浜市からは「(川崎市と)両市でしっかり協調して作業を進めていただいている」と感謝の言葉を聞きました。
すでに両市ではルートを引くための作業検討に入っており、事業費や費用便益などの採算性、施工の容易性など、地下鉄運行のための事業化に向けた重要な検討事項を進めているところです。川崎市としては、市にとってメリットの大きい計画となるよう、様々な観点から検討を進めており、横浜市の事業化判断に向けて引き続き連携して取り組んでいくとしています。
横浜の動向に今後も注目
今年4月からの事業化判断の際に整っていなければならないものは「ルートに関する合意形成」や「事業採算性確保の状況」(費用が40年償還に耐えられるか)などで、横浜側はこれらについての作業を急いでいるとのことでした。
さらに着工時に必要な諸条件や、(事業許可も含め)事務手続きにはどれくらいの時間が必要とされるのかについて尋ねました。一般的には「環境影響評価」や「鉄道事業許可」「都市計画決定」「工事施工認可」などの手続きが必要とのことでした。また時間については国の補助採択など、関係機関との調整などを踏まえると4年〜5年程度かかると想定していますが「事務手続きを進める際には、川崎市とも調整を図りながら適切に対応していく」とのことでした。
事務手続きが最短で4〜5年ということを踏まえると、事業着手の時期が見えてきたといってもよいでしょう。
スピード感を持って
地下鉄延伸が最終局面に入るなか、以前から指摘をしてまいりましたように新百合ヶ丘駅の早期着工が事業の成否を握ります。担当副市長にしっかりとこのことを意識し、スピード感をもってあたるよう促進の要望を改めていたしました。
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3月15日
3月8日