麻生区版 掲載号:2018年10月12日号
  • LINE
  • hatena

スカート澤部渡さん 思い出の母校で凱旋公演 メジャーデビューから1年

文化

大学在学中に制作に取りかかった作品「エス・オー・エス」を手に取る澤部さん(上)とスカートのライブ風景(下)
大学在学中に制作に取りかかった作品「エス・オー・エス」を手に取る澤部さん(上)とスカートのライブ風景(下)
 昨年10月にアルバム「20/20」でメジャーデビューした澤部渡さん(31)によるソロ・プロジェクト「スカート」が10月26日(金)、母校である昭和音楽大学で公演を行う。

 山下達郎やスピッツなど、日本のポップミュージックを現代の視点で表現した良質な楽曲が話題のスカート。普段のステージはライブハウスや音楽フェスなどだが、今回は卒業した大学での凱旋公演。澤部さんは「シチュエーションがいつもと違いますが、かつて通った大学での公演なんて滅多にあることではないので楽しみ」と語る。

恩師とのセッションも

 2006年に同大の作曲学科サウンドプロデュースコースに入学するも、大好きな音楽の話が同級生とかみ合わないなど、思わぬ壁が立ちはだかった。クラスで馴染めなかった学生生活の拠り所となったのが専任講師の森篤史さんら大学の講師陣。「森先生は普段の授業が音楽DVDを鑑賞する時間に変わったり、面白い先生で。他の先生ともよく大学近くのカフェでロックやポップスの話をしていました」と懐かしむ。公演では通常のバンド編成に加え、森さんとのセッションも予定している。

原点と現在を見せる

 大学時代から「スカート」として活動を始めた澤部さん。「卒業制作のつもりで作り始めた」という最初の作品「エス・オー・エス」(2010年)は録音の大部分を大学内のスタジオで行うなど学生時代と関わりの深いアルバムだ。「今回は『エス・オー・エス』の曲も、今バンドでやっている曲も演奏するのでスカートの原点と現在を見せられると思います」。

 自主製作での作品発表から8年。「最初のアルバムを出してからよく続けてこられたなという思いもあるし、大学時代からの日々が無ければ今の自分はいないとも思う。気合は入っています」と母校での凱旋公演を心待ちにしている。

学生が特別公演を企画

 澤部さんの昭和音大公演は同大の音楽芸術運営学科の学生による制作演習の一環。発案者の一人、弘田沙莉さん(3年)は「森先生と澤部さんの共演が観られたら面白いのではと思ったのがきっかけですが実現できて嬉しいです。世代を問わず音楽が好きな方に楽曲の素晴らしさを知ってもらい、先輩を温かく迎えられるような公演にしたい」と意気込みを語る。

 26日の「スカートと君と〜君の手をひいてつむぐ夜〜」は、同大北校舎スタジオリリエで午後6時30分開演、料金は一般2500円。公演に関する問い合わせはアートマネジメントコース企画制作室【電話】044・959・5121(平日午前10時〜午後5時)へ。

「多くの人に見てもらいたい」(弘田さん・写真右)
「多くの人に見てもらいたい」(弘田さん・写真右)

麻生区版のローカルニュース最新6件

麻生区版の関連リンク

あっとほーむデスク

  • 1月11日0:00更新

  • 10月5日0:00更新

  • 8月17日0:00更新

麻生区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

若手演奏家の競演

若手演奏家の競演

25日 芸術のまちコンサート

1月25日~1月25日

麻生区版のイベント一覧へ

最近よく読まれている記事

コラム一覧へ

  • 柿生文化を読む

    柿生文化を読む

    第142回 シリーズ「麻生の歴史を探る」露天商揚屋一家 後編参考資料:「ふるさとは語る(柿生郷土史刊行会)」「稲毛郷土史(伊藤葦天)」「川崎市史」

    1月11日号

麻生区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2019年1月18日号

お問い合わせ

外部リンク